こんばんは!
大吟醸は順調に発酵を続けています。
そろそろ・・・あの準備を始めないと!
そう!「斗瓶」です!
お酒の量の単位は、180mlが合、1.8Lが升、18Lが斗、180Lが石・・・という事は、斗瓶とは「容量18Lの瓶」の事です。
所々に気泡があったり歪んでいたり・・・薄いガラス製の瓶で、私が生まれる前のもの・・・。
長い間綺麗に使われ続けた瓶は、瓶の香りや異臭が付く心配がありません。
この斗瓶に大吟醸吊るし搾りの滴を集めるのです!
天吹の斗瓶洗いは、ホシザキの電解水のアルカリ性水で洗浄、酸性水で殺菌・消臭するのですが、今年はより綺麗に洗う為の一工夫をしました!
内側をブラシで洗浄後、さらにアルカリ性水とプラスチックビーズ(1050個)を入れ・・・グルグルとまわします。
ビーズは内壁に当たり・・・綺麗に洗浄してくれるのです。ナイスアイデア!
ビーズを取り出した後はさらに数回アルカリ性水で洗浄し、口元までアルカリ水を入れて数日間浸漬洗浄し汚れを分解させます。
数日ごとにアルカリ水を入れ替え、酸性水で殺菌・消臭後、綺麗に水洗いし乾燥させ使用可能となります。
繊細な大吟醸は、こうした丁寧で細かい気遣いの積み重ねにより、さらに美味しくなるのです!
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