今日は洗米について書いてみます。
洗米は酒造りの始まりで、我々が調整出来る最初の操作です。
お酒の出来に大きく影響しますので、とても大切な操作です。
うちでは、米の品種、精米歩合、米の品温、水温、気温、白米水分と前回の結果などから洗米の浸漬時間を予想し、テスト洗いをしてから、本洗いに入ります。
洗米の結果もデータ化し、管理します。
しかし、微妙なズレはありますので、最終的な判断は人間の目で見て決定します。
画像で見ると、米の中心部に半透明な部分があると思います。
これを目玉と呼び、この部分の大きさで吸水率を予想し浸漬時間を決定します。
ここは、経験が必要な部分となります。
データと経験で完璧な洗米を目指します。
