とあるダメ管理人の戯言日記

九里学園陸上部OBのダメ管理人の戯言集。
題名通りただの戯言。

師、多忙の月。白い邪魔者が降ってくる月

2008-12-01 11:17:00 | 戯言
師走とはタイトル通り、昔の師(今で言うお坊さん)が忙しく走り回っていたと言う説が有力らしい。そんな一説のように、何だかんだで12月は忙しい季節である。
雪国の指導者と言うのは、そういった意味でもこの季節は大変なのだろうと思う。
「走る」「跳ぶ」「投げる」という練習項目が大幅に制約がかかってしまう雪国の指導者は尚の事。メニュー作りも容易ではないはず。

東京のグラウンドに雪が積もるはずも無く、今でも練習をしているところがある。
無論、サーキットも取り入れてはいるが、からっきしサーキットという訳ではなく、半分以上が走練習や投練習だ。
九里陸上部では絶対にありえない事だ。
雪が積もる東北では、走るという事自体が積雪の影響で制約されてしまう。
故に筋トレ中心になりがちになり、精神的に辛い時期と言える。
これは陸上に限った事ではない。東北地方の野球のレベルが、他地方に比べ低い部類にあるのはその為だと疑わなかった。
しかし、いつぞや北海道の高校が甲子園を2連覇してから考えは変わった。
雪の影響もあるし  そんなのは言い訳でしかない。
事実陸上競技を取っても、東北から優勝者・入賞者が幾人も出ているのは事実だし、必ずしも積雪の影響はあるにしても、それが致命的な要因とは言いがたい。
九里陸上部からは、当時高校歴代1位の記録で優勝した選手だっているのだから、やって出来ない訳では決してない。
この時期、この辛い時期を如何に過ごすかで結果が変わってくる。そういう事だと思う。
とはいえ、雪ははっきり言って邪魔者以外の何者でもない。
ただ見る分には「綺麗」で終わるが、スポーツをする側からしてみればたまったものではない。
雪かきの事も考えると鬱になる。
そういったハンデをモノともしない選手が、本当の意味で「強い選手」なのかもしれない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。