まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

紅葉を見て来ました♪

2013年09月23日 | 日記

国立近代美術館のオブジェです。
どうしても見たい「紅葉」があって来ました。
今度、美術番組で取り上げる絵の下見といったところです。

館内は「竹内栖鳳展」で賑わっていましたが
目指す紅葉は「常設展」の展示なので人混みを避けてそちらへ。
いい絵を見る前は、やはりワクワクしますねえ。

国立近代美術館は写真撮影OKになりました。
でも、オジサンが前に立ちはだかってなかなか動きません。
誰もが思わず見惚れてしまうんですねえ・・・




東山魁夷の「秋翳」という作品です。
秋の翳りと書いて「シューエイ」と読みます。
薄曇りの空に全山紅葉の三角山という実にシンプルな構図。
「東山ブルー」と呼ばれる青を基調とした作品が圧倒的に多い画家だけに
かなり「異色」の絵と言っていいかも知れません。

今が盛りの燃え立つような赤ではなく
どこかに「翳り」を帯びた静かで深い色の紅葉です。

  「秋の紅葉の山に見る 冬の凋落を前にしての 豊かで静かななたたずまい」

東山画伯の解説にはそうありました。

目を凝らしてみると山肌の表情がスゴイです。
橙、朱、紅、黄、ピンク・・・
小さな色面に分けられた木々がまるでパッチワークのように
幾重にも重なり合い、溶けあいながら、山肌に奥行きを与えています。

上越国境「法師温泉」の裏山を描いたそうです。
本当にこんな紅葉が見られるのなら
しばらく温泉も行ってないし、ぜひとも行ってみたいものです!
燃え立つ鮮やかな紅葉もいいですが
こういう「憂い」を秘めた紅葉もいいですねえ・・・

公園の木々も少しずつ色づき始めて来ました。
これからは散歩やジョギングにもあらたな楽しみが生まれます。

プロ野球は今年も巨人の優勝でした。
阪神ファンの私のシーズンもこれにて終了です。(泣)
ドラマ「半沢直樹」も驚異の視聴率を記録しつつ最終回でした。
毎週、結構、楽しんで観ていましたが
結局、バカみたいな「勧善懲悪」ドラマでしたね。(笑)
だったら、あの中途半端なラストは何だったのだろうと首をひねります。

さあ、今日も頑張って仕事しよう!