雪の下

 定年退職した年寄りが日ごろ感じることや、ドライブ、山歩きなどで撮る風景、草花の写真を記録します。
 気の向くままに。

有松

2007年12月06日 | 写真
 天気がよかったので有松へ出かけた。
家から15分ほどで東海道の町並みへ出られる。江戸時代は有松絞りが繁盛し、にぎやかだったのだろう。今でも当時の繁栄がしのばれる蔵や古い立派な建物が街道沿いに残っている。
いつもは車で通り過ぎるだけだが、ゆっくり歩くと違った町に見える。平日の午後、人通りは少なく静かで心が落ちつく。
 どこからともなくピアノの音が聞こえる。格子戸の有る歴史を感ずる立派なお家からだ。きっときれいなお嬢さんが弾いているに違いないと、しばらくそこに立ち止まって聞いていた。子供の練習のように途切れ途切れの音ではなく、流れるように滑らかに弾かれている。ひょっとするとプロの演奏家かななどと想像してみる。
私に曲名のわかるはずがないが、いい曲だなーと思った。
幸せなひと時であった。
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