吾輩は『ちょび』助である。
犬はだあぁぁぁ~~~いっ嫌いだと、幾ら主張しても、自称・飼い主には分かって貰えない『ちょび』助である。
昨日、朝の散歩中でも、何時も曲がり角の標識に縛られている柴犬と出逢った。
この柴犬は大人しく、絶対に吠えない。
散歩の途中で、飼い主が喫茶店に入っている間、喫茶店の前にある標識に縛られたまま、一言も発することなく、じっと寒さに耐えて飼い主が出てくるのを待っている柴犬である。
吾輩が散歩中に、出会しても置物のようにじっと此方を見詰めるだけの犬である。
だが、昨日は路地から大通りに出たら、いつもの柴犬が吾輩の前を歩いていた。
気分は、正しく「どっひゃぁぁぁ!!」である。
素知らぬ顔で遣り過ごそうと、吾輩が道の隅を小さくなって足早に通り過ぎようとしたら、あのハゲオロカ=自称・飼い主の奴が、わざわざ柴犬に歩み寄っていく。
顔見知り状態の犬なので、奴は一人で出歩いているときなど、何時も相手をしているらしい。
自称・飼い主の方が、犬に遊んで貰っている・・・としか、吾輩には思えないのであるが・・・。
なぁ~ぜ?吾輩と一緒の時に柴犬の相手になりたがる・・・自称・飼い主??
そんなのは、お前一人の時に犬に遊んで貰えば良いだろうに。
必死でその場から逃げようと試みる吾輩であるが、残念なことに吾輩はリードで自称・飼い主と繋がっている。
散歩中、吾輩は自称・飼い主と一心同体状態なのである。
奴が行く方向に如何しても引っ張られるのである。
それでも必死に抵抗したら、奴は吾輩を抱き上げて柴犬の目と鼻の先に、吾輩の顔を近付けて「おはよう」などと、柴犬に間抜けな声を掛けている。
「やめてくれぇぇぇ!!」
吾輩、必死で奴の頭の上まで駆け上って、柴犬にお尻を向けてやった。
犬の姿が吾輩の視界に入らなければ、少しは気が楽である。
・・・何だか・・・通りすがりの人たちが此方を見て一様に笑っている気がするが・・・。
きっと、自称・飼い主の間抜けな顔を見て皆笑っているのだろう。
柴犬の飼い主が、吾輩の嫌がり方を目の当たりにして、そのまま柴犬を吾輩たちから引き離してくれたから事なきを得たものの・・・一体、何を考えている?自称・飼い主。
そして、今朝。
近所のオバサンと散歩中にであった。
このオバサン・・・自称・飼い主と二言三言話をしたと思ったら・・・自分の家に引っ込んでいった。
そして・・・犬を連れて出てくる。
吾輩と同じ『ミニチュア・ダックスフント』だと、主張しているが・・・。
吾輩、何度も言うように、犬でもミニチュア・ダックスフントでもない。
吾輩は飽くまで『吾輩』と云う存在である。
しかも、連れてこられた犬は胴長短足で全身真っ黒。
大きさも吾輩の三分の一にも満たない。
吾輩とは似ても似付かないではないか!
相手の方も、始めは吾輩に怖々と近付いてきた。
吾輩も、同じ種類などと云われても信用出来ない。
何処から如何見ても、連れてこられた相手は犬にしか見えない。
だ・か・ら・
吾輩は犬は大嫌いである!!
そんな吾輩の態度を敵に悟られたのか、相手は小さななりをして急に「わん!」と吠えてきた。
嗚呼・・・吠えられた・・・吾輩・・・もう駄目だ・・・。
後は、自称・飼い主の後ろに隠れて小さくなるばかり。
悔しい!
犬相手に初対面で完全に主導権を相手に握られてしまった。
暫く追い回された後、漸く解放された・・・と思って、その場を離れたが・・・。
ふと振り返ると、先程の犬が尻尾を振りながら此方に駆け寄ってくる。
吾輩は逃げようとするが、ノロマで愚図な亀野郎、自称・飼い主が一緒である。
直ぐに追いつかれ、またしても追い回された。
最後には、この真っ黒犬の飼い主が犬を抱き上げて、その場を去ったが・・・相手の犬は吾輩を見ながら尻尾を振って吠えている。
悪意のある吠え方ではないが・・・だから・・・吾輩は犬が大嫌いなのである。
これだけはど~しょ~もないのである。
向こうが幾ら「お友達になりだい♪」と言ってきても、吾輩・・・犬とはお友達になれないのである。
と云うか・・・自称・飼い主!!
何で、吾輩の犬嫌いを重々承知していながら、近所の犬たちに吾輩を売り込もうとする!!
い・・・嫌がらせか??
犬はだあぁぁぁ~~~いっ嫌いだと、幾ら主張しても、自称・飼い主には分かって貰えない『ちょび』助である。
昨日、朝の散歩中でも、何時も曲がり角の標識に縛られている柴犬と出逢った。
この柴犬は大人しく、絶対に吠えない。
散歩の途中で、飼い主が喫茶店に入っている間、喫茶店の前にある標識に縛られたまま、一言も発することなく、じっと寒さに耐えて飼い主が出てくるのを待っている柴犬である。
吾輩が散歩中に、出会しても置物のようにじっと此方を見詰めるだけの犬である。
だが、昨日は路地から大通りに出たら、いつもの柴犬が吾輩の前を歩いていた。
気分は、正しく「どっひゃぁぁぁ!!」である。
素知らぬ顔で遣り過ごそうと、吾輩が道の隅を小さくなって足早に通り過ぎようとしたら、あのハゲオロカ=自称・飼い主の奴が、わざわざ柴犬に歩み寄っていく。
顔見知り状態の犬なので、奴は一人で出歩いているときなど、何時も相手をしているらしい。
自称・飼い主の方が、犬に遊んで貰っている・・・としか、吾輩には思えないのであるが・・・。
なぁ~ぜ?吾輩と一緒の時に柴犬の相手になりたがる・・・自称・飼い主??
そんなのは、お前一人の時に犬に遊んで貰えば良いだろうに。
必死でその場から逃げようと試みる吾輩であるが、残念なことに吾輩はリードで自称・飼い主と繋がっている。
散歩中、吾輩は自称・飼い主と一心同体状態なのである。
奴が行く方向に如何しても引っ張られるのである。
それでも必死に抵抗したら、奴は吾輩を抱き上げて柴犬の目と鼻の先に、吾輩の顔を近付けて「おはよう」などと、柴犬に間抜けな声を掛けている。
「やめてくれぇぇぇ!!」
吾輩、必死で奴の頭の上まで駆け上って、柴犬にお尻を向けてやった。
犬の姿が吾輩の視界に入らなければ、少しは気が楽である。
・・・何だか・・・通りすがりの人たちが此方を見て一様に笑っている気がするが・・・。
きっと、自称・飼い主の間抜けな顔を見て皆笑っているのだろう。
柴犬の飼い主が、吾輩の嫌がり方を目の当たりにして、そのまま柴犬を吾輩たちから引き離してくれたから事なきを得たものの・・・一体、何を考えている?自称・飼い主。
そして、今朝。
近所のオバサンと散歩中にであった。
このオバサン・・・自称・飼い主と二言三言話をしたと思ったら・・・自分の家に引っ込んでいった。
そして・・・犬を連れて出てくる。
吾輩と同じ『ミニチュア・ダックスフント』だと、主張しているが・・・。
吾輩、何度も言うように、犬でもミニチュア・ダックスフントでもない。
吾輩は飽くまで『吾輩』と云う存在である。
しかも、連れてこられた犬は胴長短足で全身真っ黒。
大きさも吾輩の三分の一にも満たない。
吾輩とは似ても似付かないではないか!
相手の方も、始めは吾輩に怖々と近付いてきた。
吾輩も、同じ種類などと云われても信用出来ない。
何処から如何見ても、連れてこられた相手は犬にしか見えない。
だ・か・ら・
吾輩は犬は大嫌いである!!
そんな吾輩の態度を敵に悟られたのか、相手は小さななりをして急に「わん!」と吠えてきた。
嗚呼・・・吠えられた・・・吾輩・・・もう駄目だ・・・。
後は、自称・飼い主の後ろに隠れて小さくなるばかり。
悔しい!
犬相手に初対面で完全に主導権を相手に握られてしまった。
暫く追い回された後、漸く解放された・・・と思って、その場を離れたが・・・。
ふと振り返ると、先程の犬が尻尾を振りながら此方に駆け寄ってくる。
吾輩は逃げようとするが、ノロマで愚図な亀野郎、自称・飼い主が一緒である。
直ぐに追いつかれ、またしても追い回された。
最後には、この真っ黒犬の飼い主が犬を抱き上げて、その場を去ったが・・・相手の犬は吾輩を見ながら尻尾を振って吠えている。
悪意のある吠え方ではないが・・・だから・・・吾輩は犬が大嫌いなのである。
これだけはど~しょ~もないのである。
向こうが幾ら「お友達になりだい♪」と言ってきても、吾輩・・・犬とはお友達になれないのである。
と云うか・・・自称・飼い主!!
何で、吾輩の犬嫌いを重々承知していながら、近所の犬たちに吾輩を売り込もうとする!!
い・・・嫌がらせか??