くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

トンネル

2018-03-30 21:50:42 | 塾生へ
 くにみ塾前の中央分離帯は、いま写真のような花のトンネルです。こんな華やいだトンネルをくぐりながら、暗いトンネルの中でつらい思いをしていた、あの子やあの子のお母さまのあの時期のことを思います。
 ちゃんと出口のあるトンネルだから大丈夫。必ず出口に着くから、つらいけれど何とかやり過ごして。そう話したことを思います。
 中学生の3年間は、身長も伸び、体重も増え、ココロもぐっと成長します。成長痛で体が痛むくらいだから、ココロだって成長痛で痛むもの。そんな時期を経た、今春高校生になる卒業生の顔を思い浮かべます。
 年度末の感傷です。

 くにみ塾 電話0774-71-3774

くるくる

2018-03-28 20:52:09 | 塾生へ
 春の講習中です。塾に初めて通う生徒は、とにかくいろいろなものが珍しいようです。「事務室に入ってもいいですか?」「これは何ですか」「この本、読んでいいですか」質問がいっぱい。「小テストの勉強やってきた?」「宿題の中に一問解らないところがあったんだけど、どうしよう」かわいらしい声が聞こえます。
 小学5年生のお楽しみは、玄関に置いているオーストラリアの大きな松ぼっくり。その中の種。種を高いところから落とすと、くるくると回りながら落ちました。別の生徒が「わたしも知ってるー」といいながら落とすと、すとんとまっすぐに落ちてしまいました。もう一度やってみると、今度はくるくる。「高さで違うんじゃないの?」「いや、角度じゃないかなあ」と言いながら、楽しそうです。
 どうでもいいと思えばどうでもいいことばかり。面白いと思えば面白いことがたくさんあります。

 くにみ塾の前の通りは今、桜街道のようです。写真は、夕方の月と桜です。昨日の写真と比べると、ぐぐっと急に開いたのがわかります。

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てきとう

2018-03-27 21:45:01 | 塾生へ
 それぞれの業界で「あるある」があると思います。塾の新学期、新入生あるあるのひとつは、「もっとも適当なものを次のうちから選べ」という問いに対する戸惑い。
 「適当」「てきとう?」「もっとも、てきとうって?」
 「適してるってことよ」「目的に当たっているってこと」本題に入る前のハードルです。しかし、「てきとー」にしか見ていない生徒の目にはそれは入らず、「てきとー」にア~エから選べというのをこなせます。

 めんどくさがりのコドモたちに、考えること、しっかり向かい合うことの大切さを伝え、その練習をしてもらうのにはもってこいの春休み。教室では、コドモもオトナも張り切っています。

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2018-03-26 22:07:06 | 塾生へ
 「書の友社展」という、書の作品展に行ってきました。
 会場で「むずかしい・たのしい」を感じながら時間を過ごします。書についての知識もなく約束ごともわかりませんので、まったく自分の好きなように拝見するだけです。それでも、毎年見続けるうちに好きなものができてきます。書く側ではないけれど、見る側として、少し歩を進めたのを感じられた日でした。
 書かれたことばや漢詩や短歌を、知っているものはさらっと読め、知らないものは苦労して拾い読みをしながら、その内容を楽しみます。書く側の人ならばまた見方は違うのでしょうが、これも見る側の自由な鑑賞。李白のはいくつもあるのに杜甫のがないのは、やっぱり明るい詩風が好まれるのかなあとか、こんな詩も創っていたのかなどと思いながら、楽しい時間。
 学生時代に漢詩を楽しんでいたわけではないけれど、古典を楽しむための学びの土台が授業にあったのは確かです。ほかのさまざまな分野にあっても、教育として授けられたあれこれは、自分で求めて学ぶ日のための基礎的な方法であったのだと、つくづくと感じます。

 土台作り真っ只中の中学2年生3年生は、今日から新しい学年のテキストです。こんな時の張り切り具合は、すごいもので、授業参観していただきたいくらいです。新中1は先週から、ほかの学年は今日から春期講習です。

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仕込み

2018-03-23 21:09:25 | 日記
 くにみ塾の「く」から名前をとったクロネコのクウちゃんは、今日も元気に出勤しています。2008年9月のはじめごろ、塾前の草むらで不安そうな声で鳴き、車通りの多い道を危なっかしく行ったり来たりしていたクロネコを保護した時の生徒は、もう社会人になりました。誰か飼ってくれないかなあと里親を探そうとしたところ、誰かのものになったら会えなくなるから塾のネコにしたいと言う生徒が多かったことから、クウちゃんの今の生活になりました。もうすぐ10歳。クロネコも白髪が増えます。やんちゃにしていますが、ごはんは「シニア」です。新学期の新しい生徒に撫でられて、ご機嫌にしています。
 新しい生徒。Tくん。塾の玄関を入って、「こんにちは、春期講習を受けに来ました」と挨拶をしてくれました。あらたまった言葉を恥ずかしがる生徒もいますが、あらたまった日には、きちんとした言葉が似あいます。
 お母さまに、「きちんと挨拶ができて立派でした」とお話したところ、「仕込みました」とのこと。直前に指示したからできただけだと謙遜されたのだと思います。でも、この仕込はとても大事です。仕込だろうと、しつけだろうと、教育だろうと、どの言葉で表しても、オトナがそうして教えるからこそ、コドモは学びます。教えたってできないこともありますが、教わっていると、いつかできます。知らないといつまでもできません。
 こういう仕込は大歓迎です。仕込んだ人に「いいね」。おこなった人にも「いいね」。

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はじまり

2018-03-22 22:06:41 | 塾生へ
 くにみ塾の新中学1年生の授業がはじまりました。今日はまず数学と英語です。小学校6年生で学習した内容に比べ、この二つの教科の導入部分は、ともすれば、「そんなのかんたーん」と言ってしまいそうなものですが、そう思って話も聞かずに解こうとしていたら本当に大切なところを聞き逃してしまうものなのだ、と教えるのが春期講習の大切なポイントです。
 聞くことの大事さを教え、知ることの楽しさを感じられるように、オトナは語る。語れるように磨く。
 学ぶことは楽しいことです。学問だけでなく、立ち居振る舞いも、他人への心の持ちようも、何に面白いと感じるかの心も、きっとどれも学ぶことで得られるものでしょう。論語の巻頭にある、「学びて時に之を習ふ、亦説(よろこ)ばしからずや」ということばは有名です。学ぶこと、知ることは、ひらかれていくこと。それをよろこべるように。伸びていく子どもたちの伴走者は、丁寧に、心して接しようと新しい生徒たちの顔を見渡した、今日、はじまりの日です。

 春寒の日でしたが、奈良の氷室神社のサクラはもう間もなくの開花。花開く直前の、濃い色がきれいです。塾前のサクラはもう少し先。

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ひろがる

2018-03-19 21:00:02 | 塾生へ
 4年前に卒業した生徒とおしゃべりをしました。雌伏の一年を経て、大学生になります。雄飛の春を迎えた3人。明るい笑顔というのはこれだというような表情です。
 頑張った結果がちゃんと出た進学先で、それについては文句なく立派。「精神的にしんどかった」とひと言でいえばその通りの時間は、心の中がザワザワとすることも多かったことでしょう。高校生でもなく大学生でもなく、オトナでもない。無所属である不安定さ。同級生に置いていかれたような焦り。しんどかったね。
 ずいぶんとその年代を通り過ぎた者から見ると、それはとても貴重なココロの時間ですが、そのまっただ中にいると、確かにたいへん。そのうち抜け出せる反抗期を、コドモもオヤもそれぞれに苦しく過ごすのと似ているかもしれません。渦中にいるときの苦しさです。
 それを越えて、飛び立ちます。世界がひろがります。
 畑のキャベツにしがみついているしかなかったアオムシが、サナギの時をすごして、脱皮してチョウになり、飛び立つ。喩えにしてもよさそうなので、チョウの刺繍の写真です。

 春期講習の受講生、新年度からの入塾生を募集しています。

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ありがとう

2018-03-16 19:39:49 | 塾生へ
 今日、合格発表。とても嬉しい日です。本当に嬉しい。おめでとう、おめでとう、おめでとう。ありがとう、ありがとう、こんなに嬉しい気持ちにさせてくれて、ありがとう。おうちの方にも、おめでとうございます。
 入試前日の勉強を、とてもいい雰囲気で終えたメンバーでしたので、うまくいくだろうと思っていました。思っていましたが、「○○高校に行きたいとどんなに思っても頑張らないならチャレンジしないほうがいい。ダメだったとき、プラスにならないから。強気に向き合う気があれば合格する。持ち点に余裕はないけれど、滑り込める可能性があるから。でも、頑張れないなら、弱気なら、△△高校にしたほうがいい。」そんな話をした結果、強気な出願をした生徒が複数いましたので、内心は、本当にドキドキ。ドキドキ、ドキドキ。
 みんな、無事に第一順位で合格通知をもらってきました。泣いてしまうんだな、こんなとき。Aちゃんと一緒に、うれし涙を流せて嬉しい。
 
 写真は、今春高校合格した生徒たちの小学生のころのものです。ココロもカラダもぐんぐんと成長して、その成長の時期をともにしてきました。コドモが育つというのは、いろんな意味で変身していくことで、たとえば完全変態する昆虫がさなぎの中で次の自分をつくっているような、簡単ではない変化です。さなぎとちがって、姿は普通のままですので、その時期は親御さんにとってはわかりにくく、簡単なココロではいられない時期かもしれません。そんな苦労が、今日は、とりあえずいったん吹き飛ぶ。
 子どもたちは、お父さんお母さんに、ちゃんとありがとうが言えたかなあ。よく頑張ったねえ、おめでとうと言われて、えっへん、なんて思っているココロの隅っこで、「ありがとう」と呟いているはずです。

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2018-03-09 19:25:03 | 日記
公立高校入試の日、頑張ってきた生徒の声を聞きたくて、帰宅したころを見計らって電話をしました。お疲れさま、どうだった?
 「むずかしかったです。」簡単でしたとはなかなか言えないので、ま、いいか。
 「いつもと同じくらいの出来です。」そう思えるようならおちついていたのね。
 近くで聞いているまさよセンセイが、メモ用紙に、「○○くん むずかしかった」「△△さん いつもどおり」と走り書きをしています。耳で生徒の声を聞きながら、目ではそれを文字で見ます。同じものを指しているのに、別のもののように感じる不思議。みんなの声を聞いて、人心地つきます。
 受験生だった期間の最終日ですから、電話を取り次いでくださったおうちの方にも、「終わりましたね、お疲れさまでした」とお伝えしました。「はぁ、ほんとうに疲れました」と、まるで試験を受けてきたかのようなご返答。コドモたち、笑うなかれ。親からのサポートが空気のように当たり前で、自分の思いようと少しでも違うと不愉快に感じたりもするコドモたちよ、お父さんもお母さんも一生懸命だったのよ。
 気持ちにすとんと入り込むのはまだ難しくても、頭では、感謝すべきことだと知っていてほしいなあ。

 この日は、国公立大学の二次試験の発表日でもありました。まず、Hくんが「合格しました」と駆け込んでくれて、Tさんも合格。翌日にはKくんも合格の報告に来てくれました。東京海洋大学、京都府立大学、岡山大学。散らばっていきます。はばたいていく感じです。おめでとうの後に、おうちの方にありがとうって言わないとねと言うと、「本当にその通りです、感謝です」と言う。高校受験と大学受験の間には、いろいろな成長があるようです。

 写真の花は、まんさく。「まず、咲く」というのが語源とも言われます。早い春に、ほかの花に先駆けて咲く。高校合格や大学合格は、花が開くことにもなぞらえられるように、先輩たちが花開かせ、続くものも花を開かせる。明るい春です。

  中学1年生の春期講習は3月22日から。そのほかの学年は3月26日から始めます。

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あす

2018-03-06 22:14:47 | 塾生へ
 今日の受験勉強の始まりは14:30でした。明日の今頃はもう解放されてるよ、と話しながら入試シュミレーションを始めました。5教科を終えて、採点もして、注意事項を話して、心構えを話して、笑わせて、和ませて、でも緊張もさせて。「12時間後にはもう起きてるんだから早く帰りなさい」と言って自由解散にしたものの、今日のやり直しが気になってなかなか帰らない。数学を確かめて、理科を見直しして、「助動詞ってちゃんと区別できるかなあ」とRくんが心配したので、みんなで、はとぽっぽの歌に乗せて助動詞の替え歌を歌って。
 Kくんによると、英文を読んでいると頭の中でサイトウ先生の声で同時通訳がつくらしく、ポイントを話す声も響くようです。他の教科も、解らなくなったら担当の先生の声で問題文を読んでもらっているイメージでどう?これで安心だねー。
 明日入試の生徒が、みんな、いい顔です。寒い朝になりそうですが、元気にいってらっしゃい。

 小学6年生は、中学1年生の学習内容を徐々にはじめています。体験授業に来る生徒がいるとみんな嬉しそうです。

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