くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

こっそり、ひといき

2017-06-30 20:41:33 | 塾生へ
 期末テストが終わって、ひといきついています。勉強を教える側、させる側の立場もたいへんでしたので、「やっと対策が終わった」と思っていますが、実際にテストを受けるのは生徒ですから、わたしたちは、こっそり、ひといきです。
 だれにとっても、その目から見る限り世界の中心は自分ですが、その場面ごとの主役を見誤ってはいけないと、事ごとに自分に確かめます。

 夏期講習のお申し込みをいただきました。日程をご説明しながら、「花火大会の日は、考慮した時間帯にしてあります」というと笑われました。ゆるめるところと、しめるところ。で、7/29は16時半ごろが最終で、夜の授業はありません。

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つきあう

2017-06-28 22:11:57 | 塾生へ
 中学生の期末テスト中です。翌日テストの対策のために、普段より早い時間に授業をしますので、中には、居残りをする生徒も、一度食事をしに帰ってから出直しをする生徒もいます。おうちで一人で勉強するほうが効率よさそうに思えなくもないのですが、そうもいかないらしい中学1年生。夜は保健体育や技術家庭科の勉強をしている教室につき合いました。
 繊維の名前、特徴、パソコンのこと、ヒトの成長のことなど、オトナには当たり前にわかるようなことも、12歳13歳には初め聞きイメージできていないことが多く、覚えろと言われてもたいへん。らしい。で、少し手助けです。
 「先生、もう授業終わったから時間あるの?」本当は事務室でやりたい仕事がいっぱいあるよーと思っていますが、まあ、お付き合い。生意気そうなことを言ったり、不愉快そうな態度をとったりする一方で、甘えたい気持ちもたっぷりあるお年頃。もちろん、どの年代でもそうですが、追い込まれている時期こそ、どちらかに振れて傾く。不安定です。だから、この程度には甘やかそう、という時間を過ごしました。
 自習を終えて帰り際、Nくんが「遅くまでありがとうございましたー」と声をかけてくれました。コドモの中にオトナが育っています。
 テストはあと二日。頑張れ、中学生。

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多忙

2017-06-27 21:59:20 | 実験・観察
 明日から木津南中学校の期末テストです。対策の準備も、授業も、質問の受付も、居残り対応も。慌ただしい日です。授業が終わって、「副教科、教えてください」とか「問題出してください」という生徒も。その生徒の引っ掛かっていた問題を口頭で出してやります。自分自身が引っ掛かっていたところですので、授業後にはちゃんと答えられます。「よくできたねー」と褒めます。前日なので、こういうところは甘やかして、ご機嫌よくテストを迎えてくれるように。
 そんな多忙な日で、マサヨ先生は、生徒が来る前に早出で内職をしていました。モンシロチョウがサナギになりましたので、からだを固定している糸を飼育ケースから丁寧にはずして、厚紙に移します。観察のための時間調整で冷蔵庫に入れますので、その下準備ですが、これは根を詰める繊細な仕事です。写真は、クウちゃんの肉球と厚紙に張り付けたサナギ。クウは、触ると怒られるので、おとなしく見ています。

◎小中学生の保護者懇談のお知らせをお届けしています。ご回答をよろしくお願いします。

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ちょう

2017-06-24 19:06:34 | 実験・観察
 モンシロチョウが卵を産んでから2週間、毎日お世話をしています。お世話は、キャベツを準備することと糞の始末です。何しろ毎年のようにやっていますので、段取りもよくスムーズにできますが、それにしても生きることの土台は、食べることと排出することだと、強烈に思わされます。
 そして昨日あたりからさなぎになり始めました。ぶら下がる姿勢になり、糸を吐いて自分のお尻と胸と頭を固定して、アオムシからさなぎへの最後の脱皮をします。その脱皮に出くわすと、さいごのひと脱ぎが難しそうで、何度も何度も体をくねらせます。ピンセットで手伝いたくなるほど、苦労するものもいます。じれったくなります。手を出さない我慢もだいじ。
 ヒトはお母さんと赤ちゃんがいっしょに頑張ってこの世に誕生し、トリも親鳥が外から、ヒナが内から殻を割って誕生します。アオムシさんは、自分だけで孵化し、自分だけで羽化します。数年前、羽化する瞬間を観察したMくんが、「誰にも習わないのに、みんなちゃんと同じことできるんだなあ」と感嘆していたことを思い出しました。
 完全変態。小さなさなぎから、くちゃくちゃの状態で這い出して、羽を伸ばしてチョウになる。華麗な変身を遂げるようすをみられるまであと一週間ほどです。
 飼育ケースの中のアオムシ写真は自粛して、今回の写真は、能装束の丸尽くし文様のなかのチョウ。刺繍です。

 中学生は期末テスト対策のために日程を変更しています。少人数ですが、高校生は中学生の期末テストが終わってから。さらに少人数ですが、大学生の就職サポートは佳境に入っています。
 
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沈黙

2017-06-17 18:51:59 | 塾生へ
 コドモもオトナも慌ただしい日常です。あれこれの行事を言い挙げれば、ほんとうに忙しくて、追われながらも、充実しているような気になりそうです。
 こんな時にこそ、と、気になる言葉を書き留めているノートを開いてみます。批評家、思想家の吉本隆明先生が、「ことばの根幹は沈黙です」とおっしゃったのを、何かで読んで書き留めています。たった11文字だけのメモですが、これが、ここ数日ずっとわたしの中にあります。
 人の中身はことばで、それも口先から出されることばではなく、おなかの中から出されるべきことば。その根っこが沈黙。見過ごさず通り過ぎず、ちゃんと見つめる。さぐる、掘る。自分への警句です。
 明日はもってこいの日曜日に、なるかなあ…。

✿期末テスト対策助走中
✿夏期講習(中3~小4)準備中

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帳尻

2017-06-16 20:12:35 | 塾生へ
 授業をしていて、この生徒、ここのところがわかっていなさそうだなと思って近づいたとき、さりげなくノートの上に手を置いて見えなくされることがあります。できていないのを見られるのが恥ずかしいのか、罪悪感なのか、とにかく隠す。「どう?できてる?」-「はい。」できたふりをします。
 発表の場はテスト、授業はトレーニングの場で恥をかいてもいい場。そう思えるといいのですが、小中学生はそう思える者ばかりではありません。
 そんな「わかったふり」の中に、授業が終わってお友達が帰ったあとに質問に来る生徒もいます。また、おうちでしっかり復習をして、次の授業ではできるようになってくる者もいます。そうやってつじつまを合わせるのならいい。
 また、宿題のプリントができなくてお友達の答えを写させたもらったとします。これは、教える側にはバレバレの行為で、ただサボっているだけ。指導!ただ、そんなことをしていても時差を持ちながら帳尻を合わせてくる場合もあります。それなら目をつぶるか。
 押したり、引いたりします。

 東山駅から京都文教高校に向かう途中にのぞいた路地に、赤い花をみつけました。元気の出る色です。

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ひとり

2017-06-15 21:24:32 | 塾生へ
 小学生も中学生も高校生も大学生も、さらに社会人になったって、集団のなかに存在していて、そこでひとりぼっちになると、不安。ひとりぼっちでいることを、見られたり知られたりすることが、恐怖。
 そうしているうちに、ひとりでいる場所からしか見えないものと、聞こえないものがあることを知る。
 そして、ひとりでいる大切さも、人といる大切さも、いいとこどりができたら、ほんとうにいいなあ。

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エール

2017-06-14 21:12:43 | 塾生へ
 中学1年生の国語の教科書に登場する「飛べかもめ」は、思春期の少年が登場します。母親にきつめのことばを投げられておもしろくない。プチ家出の車中、列車に並走するかもめに心を動かします。
 国語教科書は、プレ思春期の中学1年生に、思春期の主人公をぶつけてきます。自分とは違うと思う生徒も、自分のようだと思う生徒もいるでしょう。しかし、授業で無理やり解釈され、解説され、読んでいくことで、この時期を客観的に見られたなら、晴れない時期に救われることがあるかもしれません。
 文学作品は、オトナから読者へのエールになっているものがたくさんあります。
 
 こんなことを書きましたが、今日は授業のない中学1年生が、学校帰りに「勉強させてくださーい」とやってきました。おなかの虫が我慢できなくなるまで頑張っていました。思春期の曇り空の中ではなさそうです。
 
 写真は、沖永良部島由来の鉄砲百合、もう何年も前に京都廣学館高校のミユキ先生からいただいた球根を育てています。切るのがもったいなくて、なかなか教室に飾るチャンスがないのですが、とてもいい香りがします。

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かんさつ

2017-06-12 17:53:19 | 塾生へ
 今年もちょっと気持ち悪い観察をはじめました。
 先週の金曜日土曜日あたりにモンシロチョウのお母さんが卵を産みにきました。黄色い卵。拡大してよーくみると、トウモロコシのようにつぶつぶしているのがわかります。寄生虫にやられないようにさっと取り込んで、キャベツの苗がおいしく育つように日光と水に気を付けながら置いておきます。
 今日のお昼には卵のままでしたが、夕方、這い出してきました。じっくり見ていると、卵がムクムクと動き出して、まだ黄色いけれどいちおうのアオムシ登場。卵の殻を食べて、そのうち葉っぱに穴をあけ始めるでしょう。
 毎年毎年の観察ですが、慣れてくるからこその発見もあります。はじめて見る時の感動というのもあり、知れば知るほどの目線もあり。これは、さまざまな面で共通することです。
 写真では見づらいですが、二匹写っています。

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追われて、うごくうちに。

2017-06-11 15:14:35 | 塾生へ
 先月末に中間テストが終わり、月のはじめに学校の実力テスト、今日は塾の模擬テスト。高校のオープンスクールもはじまりました。期末テストに向けた勉強を始めなさいと言われるし、夏の大会に向けて練習試合も増えてきて、中学3年生はこのところ大忙しです。
 「やる気になったら伸びる」とか、「行きたい学校ができたら頑張れる」というのはごもっともですが、あまりにその言葉を大切にしすぎると、「やる気」がないとうまくいかないと思い込んでしまいます。四の五の言わずにまず動きましょう。追われながら動いているうちに、気づいたら一生懸命やっていたということはよくあることで、まずとりかかる。とりかかることでやる気になる、やっていくうちに力もわいてきます。いい循環をつくるための行動を、まず。
 「やる気(木)」の苗は売っていませんし、「やる気スイッチ」はあくまでもたとえです。オトナは目を配る役割。焦りますが、余裕を持っているふりをして。難しいですが。

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