くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

卒業生

2015-02-24 17:52:47 | 塾生へ
公立高校の前期試験合格発表の日、卒業生が訪ねてきてくれました。
南陽高校サイエンスリサーチ科に通うKくんは、くにみ塾の前の道が通学路ですが、登校時は塾のシャッターは降りているし、下校時の塾が授業中で、見かけることはあっても、なかなかゆっくり話す機会はありません。
そんな彼が、「今年はどうですか?」と様子を聞きに来てくれました。
「今年うちからはサイエンスの子はいなくて、普通科を受けたよ」「普通科は前期20%だから厳しいですよね。中期の実力があっても前期でダメだと自信なくすからかわいそうだし」と。一年先輩ってすごいこと言ってくれるんだと思いました。
そんな会話をしているところにFくんから連絡。ちょうど話していた南陽高校普通科に合格。
科は違っても同じ高校にやってくる後輩の合格にKくんも喜んでくれました。
先輩Kくん。高校に入学しても、ずっと受験勉強が続いているくらい気が抜けないそうですが、そう言いながらも運動部と勉強をしっかり両立しています。
がんばれ先輩。がんばれ4月からの高校生。

この日は、よい気を呼び込めるように、ごろ合わせですが、「ま(ン)ず咲く」というマンサクの花、春を呼ぶ菜の花やモモを飾りました。
城南菱創高校教養科学科に合格のTくんもおめでとう。一足先に卒塾。
あともう少しの期間気を緩められない中学3年生たちも、学年末テスト前の中1、中2も、今日も頑張り中。

くにみ塾 電話0774-71-3774  ※春期講習は3月25日から実施します。

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心とことば

2015-02-14 20:10:44 | 塾生へ
ノートや教科書の落書きは、授業をしている立場からすると「こらっ」と思うものではありますが、ヒット作もたくさんあります。
かわいいキャラクターだったり、気色悪いけれど妙にそっくりな似顔絵だったり…。絵ではなくて「ことば」のときもあります。こんな落書き。

何処へ行くのか 大地に立ち尽くす僕は 何故生まれてきたの 生まれたことに意味があり 僕を求めるものがあるなら

ふだんは、「ザ・中学生男子」というようにバカなことを言っている子が、そうか内面ではこんなことも思っているのか、そうかあ、ふうん。気づかないふりをしようかと思いながらもつい聞いてしまうと、尾崎豊の歌の詩の一部でした。
子どもたちは、ふだん深刻そうな顔をして暮らしているわけではなくとも、内面にはたくさんの思いを持っています。それを上手に表すことばはまだ見つかっていないけれども、その思いを歌詞の中に見つけ、そのことばに重ねたりします。

文筆家の池田晶子さんの著作は、哲学をわかりやすいことばで書いてあり、入試国語でもよく題材として取り上げられます。池田さんは、ことばは自分そのものであるということや、ことばを大事にすることは自分を大事にすることだといいます。
いま時の子どもたちは、何もかも「やばい」の一言ですませてしまって語彙が少ない、心が単調だなんて批判されたりもしますが、そんなこともない。大丈夫。

池田晶子本を読み返してみようと思って自宅の本棚を見たら、いつの間にかけっこう集まっていましたのでパチリ。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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オトナの思い・コドモの思い

2015-02-11 18:29:09 | 塾生へ
私立高校入試が終わって、いよいよ公立高校入試に絞った対策が始まりました。

昨年の京都府公立前期試験の国語では、棋士の羽生善治さんの著書『決断力』から問題文をとってありました。
教わるという行為が、ただ受け身の姿勢でいるだけではだめだという内容なのですが、この問題文に限らず、
入試問題で取り上げられる文章には、オトナ側がコドモ側に伝えたいメッセージとなるようなものがたくさんあります。
問題を作るセンセイたちは、日ごろ生徒たちに接する中で、教科書的な勉強以外にも伝えたいと思っていることがたくさんあります。
この時期、たくさんの学校の入試問題を扱いますが、そのようなセンセイの思いをよく感じます。
オトナが込めた思いほどにはコドモには伝わらないものですが、それでも重ねていけば、漢方薬のように効くかも。

さて、この『決断力』の中に次のようなことが述べられています。
子どもは教えてもらわないとうまくいかない傾向があると聞く。子どもに問題を出すと「まだ習っていない」からと、自分の頭で考えようとしない。
教える行為に対して、教えられる側の依存度が高くなってしまうと問題である。向上心を持ち、自分の頭で考えることが大切だ。
受け身の姿勢でただ教わるというのでは、集中力、思考力、気力などの総合的な力を身に着けることはできないだろう。

お説ごもっとも。
くにみ塾の教室で教えていてもそう思うことはたくさん。いや、そう思うことだらけ。
羽生さんのことばだけでなく、ほかの科学者やスポーツ選手も同じようなことばを伝えてくれます。成功者たちのことばは、私たちの指針になり、よりよく導いてくれます。
でも、なかなかそうはできないわたしたち。勉強は、選ばれた人たちだけのものではなく、「学生」のあいだは誰もがしなくてはならないもの。
自分の力で頑張れて、ここだけはどうしてもわからないとか、ここだけは解決の方法がわからないとか、そんなときにだけ手を差し伸べるオトナが必要なのなら、勉強においては成功者に近い。
しかし、なかなかそうはいかない。
だからこそ、自転車に補助輪をつけたり、高い棚に届くように踏み台を用意したりするような手助けが必要。鼓舞する存在が必要。
そしてオトナは、ちょうどいい時に補助輪を外す見極めも大切。

小学6年生が理科の勉強で使ったスチロールカッターに興味津々の小学5年生。使ってみて、「発泡スチロールが切れていくだけなのに、なんでこんなにおもしろいんだろう」とつぶやきました。
なんでだろう?たくさん、たくさん、考えてごらん。答えが出ないようなことを考えるアタマが育つといいね。
オトナも、切るのが楽しくなるスチロールカッターを使って、数学の公式やネコさんを切り抜いてみました。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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おみやげ

2015-02-09 21:26:27 | 塾生へ
木津南中学の修学旅行は、信州でスキー。怪我なく行って来られて、とても楽しかったと話してくれました。
スキーをしたことがある生徒も、はじめての生徒も、みんな大満足だったようです。
そして塾にもお土産が届きました。気にかけてくれてありがとう。
楽しく盛り上がっていたはずの時間の中で、お土産を買っていこうと思ってくれるくらいに生徒の心の中には「塾」が存在しています。気を引き締めて接していかなければと思います。

このところ中学3年生ががんばっていることばかり書きましたが、下級生たちもがんばっています。
入塾前の定期テストの5教科の得点が、入塾後70点アップした中1。
同じく英語が77から92とか、数学52から77とか。
5教科の得点が102点上がった中2。同じく数学が54点から90点とか。
塾の勉強でよくわかるようになったのが半分。「自分だけの勉強ではわからないし塾に入ってやってみよう」という本人の中のがんばる気持ちが半分。
そんなふうにしながら今日もしっかり勉強している姿を嬉しく思いました。

明日は京都の私立高校入試。中3の健闘を中2も中1も、一緒になって祈っています。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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成長

2015-02-07 19:53:37 | クウ塾長
くにみ塾に小さな迷子のクロネコがやってきた日に小学3年生だったМさんは、1月に北海道の高校から合格通知を受け取って、一足早く卒塾。
時の経つののはやいことを思います。
はやく過ぎていくのはオトナの時間。同じ時間でもコドモの時間はゆっくりと過ぎていきます。

受験勉強中の中3の生徒たちが、「塾で勉強するようになってこんなに伸びた」と嬉しそうに話していたので、みんなで資料を見てみました。
このところ生徒たちは自分の成績について結構オープンです。
たとえばNくん。入塾直後の中2の冬の5教科の偏差値は51でしたが、一年後の今64。
たとえばTくん。入塾直後の中1の夏の偏差値49。2年経って65。
途中でちょっと足踏みしてしまう生徒もいるのですが、おおむね、身長も伸び、脳ミソも成長し、気持ちも大人に近づき、頑張りやすくなり、成績も上がる。そんな感じです。

今日土曜日、中3の授業は4時間でした。
夏休みの講習では4時間授業を長く感じていた生徒たちも、今では普通に授業を受け、そのあとも帰らず、自分の取り組みたいところに向き合っています。
同じ高校を受験する生徒同士で教えあったり、講師に質問したりしながら、楽しそうな時間でもあります。
しんどいけれど楽しいっていうのはいいなあと思います。
子どもが成長する楽しい時間を共有できる幸せを感じつつ、「いいかげんいしなさーい」とか「こんな問題を間違うのは心の緩みですっ!」などと声を張り上げることもしばしば。
15歳たちよ、君たちの追い詰められた表情を見てはかわいそうになり、君たちのお気楽そうな表情を見ては喝を入れずにはいられず。
コドモもオトナも揺れる心を持って時間を過ごしています。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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いよいよ入試本番

2015-02-06 20:39:44 | 塾生へ
今日は奈良県の私立高校入試でした。
KさんやYくんは、昨日の授業後、「早く帰って早く寝なさい」というのも聞かず、「もうちょっと、もうちょっと」と粘りながら勉強していました。
勉強しているというより、いつもの自分の居場所にいることで、落ち着かない気持ちを紛らせているようです。
何年分かの過去問を解き比べるうちに、「こういうタイプの問題って絶対に出るみたい」と分析が始まり、だんだんと落ち着いた顔を見せて帰宅。
実際にはそれほど緊張することもなく落ち着いてできたと、報告してくれました。
来週は京都府の私立高校入試。
はじめての入試に緊張するのは当たり前ですが、恐れることはなく、相手は同じ中学3年生。これまでの頑張りに自信を持って行っておいで。
公立高校前期入試の志願状況も発表されて、みんな引き締まった気持ちで今日も頑張っています。

授業日以外の自習はだいたいが中学3年生ばかりなのですが、今日は中1の女の子がやってきました。
数学と英語と社会の学校の教科書を抱えて、それぞれの疑問に思っているところを順に質問。
自分で勉強しているからこそ出てきた質問でしたので、とても効率よく勉強でき、納得して帰宅しました。
1年生の間にこういう習慣がつくといいなと嬉しく思いながらの指導でした。

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春立つ日

2015-02-04 18:23:24 | 塾生へ
寒さは相変わらずですが、明るい日差しがうれしい。今日は立春。
「光の春」という言葉のとおりに、明るい時間は長くなり、日の光も力強くなってきました。
普段は自然の様子になど頓着しなさそうな小学生の男の子たちも、遅い時間まで外にいられるようになったと季節の移り変わりを口にします。

自分の感じたことを話してくれる時の子どもたちは、「話したい」「伝えたい」という生き生きとした目をしています。
こちらの言葉を待つ時も、言葉を聞き取る器官がまるで目玉ででもあるかのように、しっかりと見つめてきます。
授業中。
耳に入ってくる声を音としてただ聞き流しながら、聞いているという思い込みをしている場合と、
耳と目玉をつかって脳を働かせながらしっかり聞く場合。
前者が入塾前の早い時期で、だんだんと後者のようになって成績も上がって、ああよかったとなるような嬉しいパターンもたくさん。
でもそうばかりではなくて、繰り返し、繰り返し。
よく聞けるようになったね、よく考えられるようになってきたねという時期と、あれっ?どうしたのかなという時期の繰り返し。
いいねーという時期が増えてきて、それに伴って意識も高まって勉強も面白くなって、漸くほっとします。
寄り道をしながら育っていく子どもたち。
春立つ日に、子どもたちの成長を思っています。

ふとしたきっかけからこの仕事をするようになってもうすぐ20年。
今朝、北のまちに住む友人から、真っ赤な20本のバラが届きました。
嬉しい!

くにみ塾 電話0774-71-3774


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冬のおわり

2015-02-03 18:43:10 | 塾生へ

時計の針はいつも同じ速さで動いていて、楽しいと感じているときでも悲しいと感じているときでも容赦なくすすんでいきます。
早く過ぎてしまえと思う時間も、もう少し待ってくれと思う時間もお構いなしですが、まあ、当たり前。
立ちどまることもない時間に、句点を打つようにあるのがさまざまな行事なのかもしれませんが、とくに今日はそう思います。
節分。季節の分かれ目。
とてもとても寒いけれど、冬の終わりの日。

小学3年生の授業の後、ちょっと残ってもらって小さな工作をしました。
算数の少し難しいところに、難しい顔をしながら取り組んだ後の嬉しそうな顔。
節分にちなんでヒイラギの葉でしおりづくりです。
冬休みの実験教室で葉脈標本を作ったのですが、その残りの標本をラミネートしました。
ほんの5分ほどの作業のはずでしたが、自分の分と、お母さんの分と…。ちょっと欲張りましたが、子どもたちはお母さん大好きだなぁと思わされます。

勉強はとても大切。「わかった」「できた」というときの子どもたちの目は実にきらきらと輝きます。
そんな機会をたくさん作りたい。そう思っています。
勉強をして目を輝かせる子は、勉強以外のものでも目を輝かせる機会を持っています。
目を輝かせるための、感じる心を持っています。ワクワクと心を動かす力。そうしたものを逃さず大切にしていきたい。
小学生と授業をしたり、居残り工作をしたりしながら、そんなことを思っていました。

小学生と入れ替わりにやってきた中3生は、今日も黙々と受験勉強。
頑張れ、明日は立春。
いよいよ春です。

くにみ塾 電話0774-71-3774

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