くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

年の終わりに

2011-12-30 12:44:38 | 塾生へ

Img_4573

今年は大きな災害が発生し、深い悲しみや怒りの中にある一年でした。わたしたちが日ごろ暮らす地から遠いこととはいえ、報道に接し、人々の声を聞くにつけ、胸を締め付けられます。思わぬ災害で命を落とした人々の無念さ。残った人々の悲しみ、嘆き、自責。原発事故でふるさとを追われ失った人のやるせなさ、怒り。放射能を気にしながらの暮らしの不安。年の終わりにあわせて、そうしたものがみな終わり、まっさらな明るい新しい年が始まるのなら、どんなにか救われるのに。

今年の漢字に「絆」という字が選ばれたように、人々の思いあう心、優しさ、強さ、そうしたものが際立った年でもありました。新しい年は、人の善意や優しさが報われるような、そんな年でありますように。

東北の復興をすすめなければならない、原発事故をきちんと終わらせなければならない、国の借金をこのままにしてはいけない、環境を守らなければいけない、経済を活発にさせなければいけない、世界の紛争を放置してはいけない ・・・。私たちをさまざまな課題が取り囲んでいます。世界や国といった大きな課題であったり、自分の家庭や個人の課題であったりと、その範囲は違っても、問題点をみつけその解決のための行動が必要。くにみ塾では、来年もかわらず、教科書に出てくる勉強にとどまらず、ものをよく考え、心を動かし感じ取り、表現する、そうしたことを大事にしながら教育活動を行っていきます。今年一年、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。


実験教室

2011-12-27 21:47:23 | 実験・観察

Img_4567

12月26日に、今年最後の実験教室をひらきました。「ぶくぶくしゅわしゅわ」をテーマに炭酸水素ナトリウムとクエン酸を使って、水の中で炭酸ガスを発生させる実験。

炭酸水素ナトリウムを水の中に入れると、混ぜているうちに溶けて見えなくなってしまいます。クエン酸も、混ぜているうちに見えなくなってしまいました。そこで水酸化ナトリウムとクエン酸をよく混ぜてから水の中に入れると、そのとたんにシュワシュワっと炭酸ガスが発生し、サイダーのようになりました。これを応用して入浴剤づくり。自分で重さをはかったり、慎重に材料を混ぜ合わせたり、それぞれに真剣に取り組んでいました。

炭酸水素ナトリウムは、ホットケーキを膨らませたり、カルメ焼きを膨らませたり、ラムネになったり、炭酸水を勢いよく吹き出させたり・・・子供の喜ぶ面白い現象をたくさん見させてくれます。こうした経験をさせたあとに、くわしく学習すると「なるほど」と言ってくれるのですが、小学生の段階の今は、まず心を動かす種を蒔くことが大事だと思っています。次の企画もお楽しみに。


クリスマスパーティ

2011-12-20 18:38:52 | 英会話

Img_4536

今日は英会話クラスのクリスマスパーティ。子どもたちはトレジャーハントで大はしゃぎ。サンタワンの登場に、クウ塾長は背中の毛を逆立てて猛抗議

冬期講習の準備をすすめています。1,2学期に身につけけれなかったことをしっかり復習し、余裕を持って3学期を迎えられるように、短い期間ですがぎゅっと中身の濃いものにします。小学生実験教室は残席わずかとなりました。ご希望の方は早めにお知らせください。


髪と紙

2011-12-15 18:42:23 | インポート

Img_4527

クエン酸と水酸化ナトリウムをつかって中和実験をしたさいに、「水酸化ナトリウムが皮膚についたら危ないので気をつけなさい」という話をしたところ、生徒たちは本当に慎重に扱っていました。実験後、「水酸化ナトリウムがたんぱく質を溶かすのだったら、髪の毛をいれたらどうなるかな」と言いだした男子生徒が、自分の髪の毛を抜いて投入。隣の席の生徒が「かみ」つながりで紙きれを投入。翌日、髪の毛は茶色く細ーくなり、紙きれは変化なし。3日後、紙きれはそのまま、髪の毛は跡形もなくみごとに溶けてしまいました。水酸化ナトリウム、危険です。

現在、クウ塾長の抜け落ちたひげを投入して実験継続中。


予備実験

2011-12-08 20:05:45 | 実験・観察

Img_4524

12月になり個人懇談期間なのですが、その合間に冬の小学生実験教室の予備実験をしました。ボールに入った粉やはちみつ、食紅、抜き型。でもお菓子作りではありません。どんな実験になるのか当日のお楽しみですが、今日の予備実験の結果、まだまだ改善点がいっぱいで、実験準備の日々はまだまだ続きそうです。

小学生のための実験教室、計算漢字道場は申込受付中です。

中学生クラスの冬期は通常授業と時間帯が変わります。


考えること、表現することを鍛える

2011-12-06 14:52:21 | 小論文・作文

Img_4450

お昼過ぎ、高校3年生の生徒から、「国立大学に合格しました」との連絡が入りました。高校1年生の時から小論文の勉強に来ていて、考えること、表現することを鍛えてきた生徒です。しっかり準備もできていましたし力もありましたので、合格して当然との思いもありながら、それでも発表までドキドキしていました。無事合格。本当におめでとう。この生徒が来るたびにベタベタ甘えているクウ塾長も大暴れで祝福しています。

ときに安易な入試として批判もあるAO入試ですが、この大学のものは、本来あるべき充実した入試だったように思います。出願書類でかなりの内容を求め、1次試験で小論文、英語、2次試験に向けて課題が出され、それのプレゼンと口頭試問。付け焼刃ではどうにもならないものだと感じました。この大学出身のくにみ塾の講師が、2次試験用の課題論文をみて、「センター受けて一般で受けたほうが楽そう」と言うくらい。

本科生の個人懇談がはじまりました。

冬の小学生実験教室、計算漢字道場、受付を始めました。

............. 


もみじに点てたお茶をいただく

2011-12-02 22:28:00 | 季節

Img_4516

 先日、お稽古に出かけた先でお抹茶をいただきました。紅葉狩りを題材にしたお茶碗に、少し濃いめのお茶。「まさにもみじに点てたお茶だなあ」と思いながら楽しみました。もみじとは、茶を濃く味良く点てることで、「紅葉(もみじ)(こうよう)」を「濃う好う」に掛けたしゃれです。中学生の古典の練習問題に、「お茶をもみじにたてよ」と言うのを聞いて理解できなかった人が、別の人にその意味を尋ねるというお話(江戸時代の『醒酔笑』)が出てきたことがあったのですが、それにぴったりの場面に出会って、少し嬉しくなりました。

 中学生の期末テストが終わって、教科書から離れた内容に戻りましたので、今日の中1の国語の授業では、古典に慣れるための教材を選びました。定期テストの古典分野では点数が取れても、古典自体になじみがないので少し慣れておきたくて。たとえば「をかし」は「趣がある」と覚えればテストは乗り切れますが、では「趣があるってなに?」と問われると困ってしまうようです。そうしたものを少しでも分かりやすくして伝えたいと思っています。その授業中、掛け言葉の「ふみ」を説明するために、百人一首に「大江山・・・」っていう歌があって、と言ったところ、Tくんがすかさず「大江山生野の道の遠ければ まだふみも見ず天橋立」と答えてくれました。クラス中「さすが」と思った様子でした。