くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

節分

2018-02-02 19:27:57 | 塾生へ
 大学の二次試験を控えた生徒と現代文の読解をしています。つくづく、国語に関してオトナは有利だと感じました。それは、後ろ盾となる知識の量が違うから。
 たくさん勉強したということではなく、たくさん時間を過ごす中で、あれを見たりこれを聴いたり、こう考えたり、ああしてみたり。数学とか物理とかという教科の枠組みからものを捉えるのではなく、広く見てきたから。脳ミソの持久力は現役受験生のほうが勝っているように思わなくもありません。しかし、どんな勝負も、自分の持ち味で、得意を生かして勝つもので、そのアイテムが多いほうが強くいられます。

 節分の豆を用意しました。冬の最後の日が節分。生徒には、陰陽の陰を鬼と擬人化したのよと、話します。時計盤の文字に置くと1時が丑、2時が寅。北東。その陰をイメージしやすく、牛の角にトラ柄のパンツをはかせて、目に見える鬼さんに仕立てました。勉強として知ることだけでなく、機会あるごとにいろんなことを知り、知れば知るほど、その周辺のことを知りたくなり、知ることを面白がり、考えもし、求めもするようになる。
 くにみ塾で過ごす時間に、そんなきっかけのひとつに出会えるといいなあ、そう思っています。

 弱気の鬼を追い出して、マメに努力できる人でいられるようにと願いを込めます。豆は投げずに、配布します。

 くにみ塾 電話0774-71-3774

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