くにみ塾通信

Kunimi Juku's Bulletin

色水で楽しい

2018-07-23 21:44:11 | 実験・観察
 小学生と実験教室をしました。ムラサキキャベツを使って水溶液の性質を調べる実験は、小学生にとっては初めてですが、くにみ塾にとっては恒例の実験ですので、なかなかいい段取りで面白く演出できました。氷入りのグラスにムラサキのジュースを注ぐと、ブドウジュース。同じポットから別のグラスに注ぐとイチゴジュースになったり、メロンジュースになったり、ブルーハワイになったりします。不思議。その不思議を探るための実験も、準備から全部生徒たちの力で行いました。
 不思議をちゃんと説明できるようにはならなかったかもしれませんが、たのしい経験をしながら「なんで?」と考える。また、よく似た場面で、経験と結びつけて捉える。そんな機会になりました。
 
 中学生はテキストをつかった授業の後、「全部正解したら帰れる数学プリント」をしました。これも講習の恒例行事で、夏休みの間中あります。

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みる

2018-06-20 21:16:57 | 実験・観察
 テストが近づいて、授業のない学年が自習室を使いにくるようになっています。提出物を仕上げたり、練習問題を解いたり。各々のペースです。
 中学1年生が質問に来たけれど中2の質問を受けているところだったので教室に戻っちゃいました、とマサヨ先生が言うので、教室を覗きに行ってみました。すでに友達に教えてもらって解決済み。生徒が別の問題を教えている様子を見てみると、なんとも上手に説明していること。感心感心。「他人に教えている暇があったら自分の勉強を一つでも多く」というタイプの生徒はそもそも教えないし、見ているかぎり、他人の世話にかこつけて自分の課題をお座なりにしているようでもないので、安心です。教えるという行為が、自分の学習の確認にもなっているようです。

 今日のお昼過ぎから、モンシロチョウが次々と羽化し始めました。ぁ…。「いますぐ」ではなさそうなものは、飼育ケースから、そおっとはずして厚紙に張り付けて観察のタイミング調整にまわします。虫眼鏡で見ながら、マチ針で体を固定している糸をはずします。マサヨ先生は、さすが10年のキャリア。あと30分くらいで羽化とか、もうすぐだから冷蔵庫へとかがわかります。すごい。
 小学生が、羽化の瞬間を観察します。かんさつ。わくわくしながら、その瞬間を待ちます。待ちますが、すぐではないので、辛抱も要ります。辛抱しながら集中を維持しておかないと、サナギの殻が割れ、頭のもしゃもしゃした部分が出てくる様や、閉じ込められていた触覚が解放される様を見逃してしまいます。待つ練習。よく見る練習。
 見る。よくみる。
 ヨノナカには、考えながらよく見るべきものがたくさんあります。よく見る目を持って、よく見る力をもって、見逃すな、コドモたち。

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あかちゃん

2018-05-30 21:57:25 | 実験・観察
 今年も始めました。
 写真はキャベツのあかちゃん。丸まっていませんが、キャベツの苗です。葉の裏にはモンシロチョウの卵がついています。
 モンシロチョウのお母さんが飛んできて産卵をしたのが5/28(月)。1ミリほどの卵が30個くらいついています。はじめ白っぽかったのが、黄色っぽくなってきました。孵化すると間もなく、キャベツの葉に小さな穴が開き始めます。5/30(水)夜は、まだ卵です。

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春か姫か

2018-04-23 21:14:33 | 実験・観察
 休憩時間に、中学1年生の教室を3年生が覗いていました。入部届を出した今日、自分が所属する部に入部する下級生を見に来たようです。新しい縦の人間関係ができてきます。
 中学1年生の理科の授業がはじまりましたので、しばし授業参観しました。
 マサヨ先生が、採集してきた「お花」を生徒に配ります。Q.「これは何ですか?」A.「…?」A.「…何とかジョン」Q.「何ジオンでしょう?」A.「ハルジオンかなあ、ヒメジョオンかなあ?」
 このあたりで板書がはじまります。「こういうお花は昔から『紫苑』といわれます。で、『春紫苑』とか『姫紫苑』とか、ね。ジオンでもジョオンでも、もとはシオン、ね。」「では、よく観察してどっちか考えて。」
 はさみで茎を切って、そこが空洞になっていることを確かめました。花の色は?つぼみは垂れている?上を向いている?
 Mさんは、花屋さんの匂いがする、と言いました。植物の青い匂いのことでしょう。ほんの5分ほどの導入ですが、手を動かす、頭を動かす、声を出す、匂いもかぐ。そのあとのテキストを使うふつうの授業もいきいきと取り組んでいました。学校の授業がゆったりとしかすすまないこの時期に、ぐーんと先取りするのもひとつ。でも、せっかくなのでココロを動かすのも楽しい取り組みです。
 
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誕生

2017-07-03 22:17:02 | 実験・観察
 くにみ塾恒例の、モンシロチョウ羽化の瞬間の観察。ヒトの脳は慣れてしまって、初めての時の感動はだんだんと薄れていくとも言いますが、この、いのちの始まりの瞬間は、何度みても心が動きます。
 卵として産み付けられた時も誕生、孵化して小さな小さなアオムシになるときも誕生、さなぎの中で体を作り変えて羽化するときも誕生。誕生を繰り返す、華麗な完全変態です。
 小学生に見せるのが中心ですが、アオムシのときから中学生が楽しみにしていましたので、ちょうど期末テストも終わったことですし、見てみようか。中学3年生がそろって「みたいでーす」と事務室にやってきました。羽化の時間調整のために冷蔵庫で待機させていたサナギを教室に持ち込みます。塾で育てただけあって気遣いバツグン。授業の間の休憩時間に羽化が始まるというタイミングの良さでした。
 学年が上がると、小学生とはまた別の、こころの動きがあるようにも思いました。

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多忙

2017-06-27 21:59:20 | 実験・観察
 明日から木津南中学校の期末テストです。対策の準備も、授業も、質問の受付も、居残り対応も。慌ただしい日です。授業が終わって、「副教科、教えてください」とか「問題出してください」という生徒も。その生徒の引っ掛かっていた問題を口頭で出してやります。自分自身が引っ掛かっていたところですので、授業後にはちゃんと答えられます。「よくできたねー」と褒めます。前日なので、こういうところは甘やかして、ご機嫌よくテストを迎えてくれるように。
 そんな多忙な日で、マサヨ先生は、生徒が来る前に早出で内職をしていました。モンシロチョウがサナギになりましたので、からだを固定している糸を飼育ケースから丁寧にはずして、厚紙に移します。観察のための時間調整で冷蔵庫に入れますので、その下準備ですが、これは根を詰める繊細な仕事です。写真は、クウちゃんの肉球と厚紙に張り付けたサナギ。クウは、触ると怒られるので、おとなしく見ています。

◎小中学生の保護者懇談のお知らせをお届けしています。ご回答をよろしくお願いします。

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ちょう

2017-06-24 19:06:34 | 実験・観察
 モンシロチョウが卵を産んでから2週間、毎日お世話をしています。お世話は、キャベツを準備することと糞の始末です。何しろ毎年のようにやっていますので、段取りもよくスムーズにできますが、それにしても生きることの土台は、食べることと排出することだと、強烈に思わされます。
 そして昨日あたりからさなぎになり始めました。ぶら下がる姿勢になり、糸を吐いて自分のお尻と胸と頭を固定して、アオムシからさなぎへの最後の脱皮をします。その脱皮に出くわすと、さいごのひと脱ぎが難しそうで、何度も何度も体をくねらせます。ピンセットで手伝いたくなるほど、苦労するものもいます。じれったくなります。手を出さない我慢もだいじ。
 ヒトはお母さんと赤ちゃんがいっしょに頑張ってこの世に誕生し、トリも親鳥が外から、ヒナが内から殻を割って誕生します。アオムシさんは、自分だけで孵化し、自分だけで羽化します。数年前、羽化する瞬間を観察したMくんが、「誰にも習わないのに、みんなちゃんと同じことできるんだなあ」と感嘆していたことを思い出しました。
 完全変態。小さなさなぎから、くちゃくちゃの状態で這い出して、羽を伸ばしてチョウになる。華麗な変身を遂げるようすをみられるまであと一週間ほどです。
 飼育ケースの中のアオムシ写真は自粛して、今回の写真は、能装束の丸尽くし文様のなかのチョウ。刺繍です。

 中学生は期末テスト対策のために日程を変更しています。少人数ですが、高校生は中学生の期末テストが終わってから。さらに少人数ですが、大学生の就職サポートは佳境に入っています。
 
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冬到来

2016-11-29 18:34:19 | 実験・観察

まだ11月なのに雪が降ったというニュースにつられたのか、くにみ塾にも冬が到来です。
週末にマサヨ先生と小学生が尿素の結晶をつくったのが、日曜日、誰もいない教室でむくむくと成長し、写真のようなりっぱな結晶になりました。松ぼっくりに振りかけておいたのも雪が積もったようになっています。尿素の実験やお楽しみ授業をするようになると、塾も冬が来たなあと思います。
先月は「実験中、気をつけて」と書いた紙が中学1年生の教室の棚に置いてありました。シャーレにティッシュペーパーでふたをして埃よけ、塩の結晶をつくっているところでした。
こうした小さな実験、楽しい体験に、コドモたちはそれぞれおもしろい反応を示します。意味はよくわからないけれどおもしろいと感じる。こうしてみたらどうなるだろうかと発想をふくらませる。何でこうなるのかと考えたり尋ねたり調べたりする。そもそも結晶って何?と聞いたりもする。ミョウバンの結晶がうまく作れたときは、とてもきれいでお母さんにあげたくなった生徒もいます。
心を動かす場面をこんなふうに提供しています。誘導するところはけっこうあるものの、それでも能動的に心を動かすという体験です。すごいなあとか、おもしろいなあとかと感動し感心する目は、勉強という面だけではなく、人と話したり、遊んだり、旅に出たりする、生きていく中でのさまざまな場面において持っていると楽しいと思うのです。
勝手に育ちそうで、勝手には育たないものでもあるかなあ。

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いろのいろいろ

2016-07-21 21:47:48 | 実験・観察
くにみ塾の夏期講習は、例年、小学生の実験教室と小中学生の宿題マラソンでスタートです。
実験教室。紫キャベツの色素を使って指示薬とし、いろいろな水溶液の性質をたしかめました。紫の液体が、写真のようなさまざまな色に変わります。今日は初めてくにみ塾にやってくる生徒もいて、緊張のスタートだったかも。
夕方からは中学生の宿題マラソンの時間でしたが、相楽大会の日でもありましたので、最後の試合になるかもしれない中3はお休みがたくさん。中1と中2は元気に参加。中学生の中にも、くにみ塾初日の生徒が何人かいます。「今日からお世話になる○○です」とあいさつできた生徒。こんなきちんとした様子をおうちの方はご存知でしょうか。見えないところでコドモたちは育っていきます。

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どうなるかな

2016-06-21 18:43:45 | 実験・観察
小学3年生のYくんが、授業では時間切れになってしまった水の移動実験の続きをおうちでやってきました。
教室で講師が準備したのと同じように、今度はおうちで自分でして、時間をかけて観察した結果が記入してあります。そして、「じゃあ次はこんなふうにしたらどうなるかな」といいます。
こうしたらどうなるの?と尋ねるのではなく、自分でやってみようという積極的なことばです。
心を動かすきっかけをつくりたいと常々思っていますが、こういうのが嬉しい。

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