アルミ重力鋳造で自動車エンジンのマニホールドを生産しています。かつてマニホールドは砂型鋳造で作られていましたが、日本で初めて金型を用いて重力鋳造によるマニホールドを生産したのが、この会社の親会社です。使用するアルミ合金は日本から取り寄せています。マニホールドのような複雑形状の製品を鋳造するには、日本製合金でないと湯流れが悪いのだといいます。
この会社は95年に進出したのですが、97年から98年はアジア通貨危機とスハルト政権崩壊に伴う暴動で自動車の需要が激減し、仕事がぱったりとなくなりました。かといって従業員を遊ばせるわけにもいかないので、何をしたかというと、会社の敷地で山羊を飼ったりナマズを育てて従業員の給料の足しにしたのだそうです。
なんだかすごい話だな、と思ったのですが、この会社が立地しているジャカルタ近郊の工業団地では、今でもあちこちで山羊がうろうろしていて道端の草を食べています。草刈りの手間が省けますし、食糧にもなるし、一石二鳥といったところなのかな、と思いました。
この会社は95年に進出したのですが、97年から98年はアジア通貨危機とスハルト政権崩壊に伴う暴動で自動車の需要が激減し、仕事がぱったりとなくなりました。かといって従業員を遊ばせるわけにもいかないので、何をしたかというと、会社の敷地で山羊を飼ったりナマズを育てて従業員の給料の足しにしたのだそうです。
なんだかすごい話だな、と思ったのですが、この会社が立地しているジャカルタ近郊の工業団地では、今でもあちこちで山羊がうろうろしていて道端の草を食べています。草刈りの手間が省けますし、食糧にもなるし、一石二鳥といったところなのかな、と思いました。