歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

中国のウォームビズ

2006-10-26 22:35:47 | 海外ものづくり事情
朝晩は冷えるようになりましたね。東京でもそろそろ冬物を着ていこうという気候になりました。
クールビズはすっかり日本に定着したようで、真夏の会社訪問の際に上着を着ていくことはまずなくなりました。省エネの観点からとても良いことです。クールビズに続いて、冬場は暖房温度を下げて上着を着る、ウォームビズの普及を政府は狙っているようですが、これも良いことだと思います。
寒がりな私は冬場は下半身の保温のために股引を愛用しています。親父臭いなどと周囲からの批判も多いのですが、他人に見せるわけでもないのだから、勝手にさせてもらいたいものです。しかし、外を歩く分には誠に快適な股引なのですが、困ったことに暖房の利いたオフィスで仕事をしていると暑いのです。かといって上着のコートやマフラーのように簡単に脱げるものではありません。
仕方ないので、オフィスで仕事をする際にはトイレの個室に入って股引を脱ぎ、外出する際にはまたトイレの個室に入って。。。ということをしていますが、非効率極まりないです。ウォームビズの導入により、私の股引ライフが快適になることを期待しています。

さて、上には上があるもので、中国のウォームビズは過激です。それを今年年初の山東省への出張で思い知らされました。
山東省は地理的に海に突き出た半島ということで、なんとなく温暖なイメージがあります。特に東シナ海に面した青島は、温暖なところなのでは、と思っていたのですが、海からの風は冷たく、冬は非常に寒いところなのです。しかも近郊の工場を訪れてみると、火の気が全くなく、震えながらコートを着たまま、片手をポケットに突っ込みながらヒアリングを行うという、日本では考えられないスタイルでのヒアリングを余儀なくされました。
さすがにホテルやレストランには暖房が入っていたので、おそらく政府による方針ではなく、どうも訪問した会社が単純にエネルギー代をケチっているだけのようです。それにしても、よくも我慢しているものだと関心しました。

          青島の町にて
          
          韓国人が多く、町中の看板にはハングルが目立ちます。

          訪問した某鋳鋼メーカーにて
          
          応対してくれた担当者もダウンジャケットを着たままです。

          訪問した某鋳鋼メーカーにて
          
          零下10度の寒空の下での型ばらし作業です。よく耐えているものです。

今年の冬も中国出張を控えています。股引をはじめ冬物の装備は怠らずに臨まなければ。。。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんなマフラーなら使いやすい (匿名)
2006-11-21 15:12:00
こんなマフラーなら使いやすい

片手でも簡単に巻ける、モコモコしないし肌触りも良い、使用していてゆるまない、そんなマフラーがあります、それはミフラー。「こういう形につくればいい」と言うかたも、いらっしゃるかもしれませんね。でも、使いにくかったり、緩んできたり、ほつれたりするようですよ。首が寒い時はミフラーを巻きましょうね。
ミフラーのページ
http://www.bidders.co.jp/pitem/56449945

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