歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

三条のB級グルメ「カレーラーメン」

2011-01-11 23:25:06 | Weblog
 日本海側でも有数のものづくりが盛んな地域として知られている新潟県の県央地方。本日、この県央地方の中核をなす三条市と燕市を出張で訪れてきました。
 両市は「燕三条」という新幹線の駅名が示すように、外部の人間からは1つの地域として捉えられがちですが、三条市は伝統的な鍛冶技術、燕市は研磨技術の水準の高さが突出しており、ものづくりの産業集積の性格はかなり異なります。また、両市共に地元のB級グルメとしてラーメンが有名なのですが、三条市はカレーラーメン、これに対して燕市は背脂ラーメンと、これもまた異なります。一つの地域として捉えられがちであるだけに、違いを強調したい地元意識の現われなのかもしれませんね。
 本日の昼食は訪問した新潟県三条地域振興局の方のお勧めに従い、三条市のカレーラーメンを選びました。入手したパンフレットによると、三条市のカレーラーメンは70余年の歴史を有し、ものづくりに徹する職人たちに愛され続けてきた由緒あるB級グルメなのだそうです。私が食べたのは、振興局から近い中国菜館「朱夏」の「海鮮カレーあんかけ麺」でしたが、ちょっと具材が高級過ぎてB級グルメとしてはいまいちふさわしくないように思いました。値段も850円とB級グルメにしては少々高めです。次に訪れる機会があれば、別のお店のカレーラーメンにチャレンジするか、それとも燕市の背脂ラーメンにしようか・・・