歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

ガラナアンタルチカ「セレソン缶」

2010-05-04 22:26:51 | Weblog
近所のスーパーでガラナ飲料「ガラナアンタルチカ」が売られているのを見かけました。サッカーブラジル代表「セレソン」の選手の写真が缶にデザインされています。
ガラナはアマゾンで栽培される植物の実で、滋養強壮などの効果があるそうです。このガラナのエキスを使用した炭酸飲料はブラジルでは大変ポピュラーで、ブラジルではソフトドリンクといえばコカ・コーラでもなくペプシでもなくガラナなのです。味は普通のサイダーのようで特に滋養強壮効果は感じませんが、かつて訪れたブラジルを思い出させてくれる飲料なので私は好きです。
しかし近所に日系ブラジル人の方が多く住んでいる訳でも無いのに、なぜガラナが売られているのか、ちょっと不思議です。

トヨタのリコール問題と「テキサス親父」の主張について

2010-05-04 19:44:34 | ニュース・雑感
 アメリカでアクセルペダルに不具合のある欠陥車を作って販売してしまい、欠陥が見つかったにもかかわらず会社として対応が遅れてしまったトヨタ自動車。これは非難されても仕方がありませんし、私も擁護するつもりはありません。しかし、アメリカ政府の執拗なトヨタ叩きにはビッグスリー救済という政治的な思惑が感じられ、トヨタに同情したい気持ちに傾かざるを得ませんでした。
 とうとうトヨタは巨額の制裁金を支払うことに同意しましたが、これで果たして事態は沈静化するのでしょうか。「米当局と争ってもプラスにはならない」とトヨタ幹部は判断したそうですが、そもそも米当局と争ってもトヨタが勝てるわけがありません。何しろオバマ政権を支える民主党にとって、ビッグスリーの労働者が加入する巨大な労組である全米自動車労組(UAW)は大票田なのですから・・・

制裁金支払い同意 トヨタ、苦渋の決断
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20100420-OYT8T00307.htm?from=nwla
(以下引用)
「論争長期化避けるため」
 米運輸省がリコール(回収・無償修理)対応の遅れを理由に科した過去最大の民事制裁金1637万5000ドル(約15億円)の支払いにトヨタ自動車が応じたのは、「米当局と争ってもプラスにはならない」(トヨタ幹部)と判断したためだ。
 トヨタは米国で自社への批判が再燃するのを避けたい考えだが、米運輸省は追加制裁を行う可能性を示唆しており、トヨタの思惑通り事態が沈静化するかどうかは不透明だ。
(引用終わり)


 日本の政治家やマスコミも少しはトヨタの肩を持つ論調を展開してもいいのに、と思うのですが、相手がアメリカ政府となるとどうも及び腰のようです。YouTubeで人気のアメリカ人、通称「テキサス親父」による、自国の自動車メーカーの問題を取り上げずトヨタ叩きに熱を上げるアメリカ政府の姿勢を徹底的に批判する動画が話題になっていますが、彼の主張はもっともだと感じると共に、日本でこうした主張ができる政治家もマスコミ人もいないことに寂しさを感じます。