歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

Fi-Dia Blockを組み立ててみました

2008-05-21 00:40:57 | ものづくり・素形材
 先日Fi-Dia Blockというオモチャを手に入れたので組み立ててみました。プラモデルのようなものなのですが、ボールジョイントのオスとメスを接合させて組み立てて、完成するとちょっとしたフィギュアが出来上がるというものです。
 ジョイントの部分を動かすことで様々なポーズをとらせることができますし、ジョイントの組み合わせを変えることで異なったパターンのフィギュアを組み立てることができるようです。


 まずはパーツをばらしてみました。


 設計図です。


 頭、胴体、腕、足のパーツができました。


 組み立てます。ジョイントはカチリと気持ちよく嵌ります。しかも硬すぎることはなく、スムーズに360度動かすことができます。外すのも容易です。


 できました。いろいろとポーズを取らせてみました。なかなか楽しいです。

 このFi-Dia Blockをお土産にプレゼントしてくれたのが、先日訪問した埼玉県八潮市の金型メーカー、株式会社ニッパクさんです。プラスチック成形とダイカストの金型を製作している同社では金型技術を中心にお話を伺うつもりだったのですが、仕事場にあるFi-Dia Blockのロボットについつい目が向いてしまい、いつの間にやら話がこちらの方に逸れてしまいました。同社は様々なジャンルの製品の金型を製作しており、Fi-Dia Blockはその中の1つです。

 ニッパクさんはお隣の成形屋さんに金型を持ち込んで成形してもらったFi-Dia Blockを、通信販売ルートと同人系のイベント会場で販売しています(詳しくはこちら)。価格は1枚500円です。高いと感じられる方もいるかもしれませんが、本格的なフィギュアは5000円以上するのが当たり前の世界なので、この手のものが好きな人にとっては割安に感じられるようです。
 面白い使い方だなと思ったのは、年末の得意先への挨拶回りの際にタオルやカレンダー、手帳を配るのではなく、社名や会社のロゴを入れたFi-Dia Blockを名刺代わりに配る、というものです。かつて「ガンダム」などのロボットアニメに親しんだ方々には、タオルなどよりもはるかに喜ばれるとのことです。個人の趣味だけでなく、企業の営業ツールに結構使えるように思います。