よき故郷を次代へ

どこで生まれようが、そこが故郷。日本にうまれてよかった!と思える幸せ。幾多の先人の素晴らしい遺産を・・・

3億7600万円と147億円

2019-07-10 21:12:44 | 投票
 ハンセン病家族への賠償金と先日八戸沖の海に落ちたステルス戦闘機の値段。いまだにパイロットは、見つかっていません。今後も日本の人口は着実に減っていきます。税金を負担する人が減るのです。145億円を100機。買うだけでも大変。それを維持するのにどれだけ税金がいるのでしょうか。そんな余裕は人口減が避けられない日本にはありません。国力(歳入額)に合った軍隊しか持てないのです。この秋から消費税は10%。一人一人の可処分所得はそれにより着実に減ります。
 人口減を外国人の「技能実習生」や「留学生」の資格外労働に頼ろうとしていますが、劣悪な労働時間、最低賃金以下の賃金が入国した若者の期待を裏切っています。出国する中国やベトナムの所得が上がれば、日本に来る人は減ります。隣の中国、韓国も急速に人口減になっています。日本だけではないのです。派遣労働者が増え、賃金上昇の将来が読めません。
「年金2000万円」麻生財務大臣は受け取りませんでしたが、これが「不都合な真実」です。借金は増える一方、返さなければ破産です。どこかへ夜逃げをするのですか。逃げるところはありません。自分のできることで自分を守る。今回も大事な小さい1票をいれるぞ。

ハンセン病 控訴せず(その1)

2019-07-09 22:58:34 | 投票
 9日の朝日新聞夕刊のトップ見出しです。びっくり。私の予想外でしたので。朝日新聞は朝刊の報道を謝っていましたが。「異例」の政治判断に納得。参議院選は21日。議員は、落ちればただの人。1票が怖い。
 私は熊本地裁の判決に賛同するものです。もちろん、隔離政策を決めた人すべてに責任があります。法案を作り決議したひと。その議員を選出したひと・・・・・・。極論すれば私もその一人です。人間過ちを犯し、それを謝り、賠償するに長い時間がかかるのが常ですが、今回は、早くできてよかった。「選挙間近が良かった」とつい言いたくなるのは年を取ったせいですかねえ。一人1票の投票権の上に今日があることを思わされ、ブログを再開しました。投票行きましょうね。

冷凍4年のしし肉を食す(その1)

2018-01-11 18:13:48 | 投票
1月11日(木)

 我が冷凍室の奥にある猪肉。2014年2月に捌かれたものです。それを10日に食すまでを語ります。

 我が実家の田圃は、吉敷郡阿知須町(今は山口市)にあります。標高145m「日の山」の東麓です。といっても瀬戸内から1kmぐらい入ったところです。田圃の水は、細い谷の湧き水と我が家専用の小さなため池です。水がきれいなので、夏になると阿知須の子供たちが水浴びにきていました。私の勝手な類推ですが江戸時代後期ごろ(墓石の年代から)に先祖により開拓されたものと思っています。
 実家の田圃の奥にも2,3枚の田圃がありましが20年ぐらい前から後継者がなく、現在は荒れ地です。そんな耕地へ10年ぐらい前からししが出没するようになり、実家の田圃もししの運動場となりました。ししの登場は開拓以来200年、初めての登場です。
 そこで耕作者の我が弟(72歳)と猪の攻防戦が始まりました。守る田圃は6反(6a)。幸い北東側は、巾1m、深さ1、5mの小川が掘りの役目をしているので残りの3方に防護柵を設置すればいいのです。柵は、金をかけて丈夫なものを作ればいいのですが、ただで入る廃材や竹を使った柵です。設置場所が山際なので雑木林、高低のある畔・・・で弱点ができます。そこをししさんは鼻でこじ開け進入(見たことはありません)さんざんぬた遊びを楽しみます。実った稲は踏み倒され穂は泥まみれ・・・・ししの圧倒的な勝利の日が10年近く続きました。私は「米作りは、あきらめろ。金の無駄使いや!たったの6反に農機具だけでも1000万ぐらいつぎこんだろう」と弟に。(飯食わなくちゃ。続きはまた)

一家心中

2017-10-20 21:15:38 | 投票
 21日衆議院選挙運動の最終日。各党の党首は、増税には触れません。「OOします。OOします」の使い方ばっかり。その財源は、争点になりません。
 かつて(3,40年前)私の住んでいる団地で一家心中がありました。家が火事になり焼け跡から焼死体となった家族がでてきました。うわさでは、(新聞での連載記事もでましたが)「月賦」買いが積み重なった家計破産の結果だたと思います。
 このブログを読む人はもちろん、日本国民の大多数は、「日本の財政は破綻する」と思われています。日本の財政に責任ある財務省も、その時ためのプログラムは作っていると思います。公表できないだけです。
 今日の財政結果は自民党政権が作ってきたのですからその責任(財政赤字をゼロにする)を取ってほしいけど、とれません。
 税収以上の支出を願い、勝ち取ってきたものが償いをうけるのならいいが・・・そうは、行かないのが歴史の現実です。
 ハイパーインフレだけは避けてほしいなあ。財務省お願いします。昔のように「殺されても」とはいいませんが、子供のようなおねだりには、しっかり者のお母さんのように「ダメなものはだめ!」と。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の一家心中を次世代にさせたくないなあ。22日は投票日。日本から逃げられないみなさん、よろしくお願いします。運命共同体ですよ。
 
 

”15でねえやあはー嫁にゆうきいー・・・・・

2017-10-11 21:58:56 | 投票
 三木露風の「赤とんぼ」の歌詞です。いつ書かれたか知りませんが、今から100年ぐらい前でしょう。その頃の女性は、15歳前後でお嫁に出されるのが普通のことだったと思われます。その歳で、一家の大事な役割をこなしていたわけです。でも、「選挙権」はありませんでした。そのころに、やっと男性にだけ、普通選挙権があたえられていました。戦争に負けてから女性に普通選挙権が与えられました。あえて「与えられました」と書きましたが、もちろん、その背景には、心ある国民の選挙権「獲得」の力強い運動がありました。
 私が高校へ入学したとき「高校生は一人前。大人。自分のことは自分で決めろ。」という意味のことを言われたことを思い出します。
今、選挙権は18歳からです。ほとんどの18歳は、すねかじり。しかし大人としての投票権があります。
 11日の朝日新聞19面の下の方に「18歳選挙権」のコラムがありました。投票は、国民としての「権利」であり「義務」でもあります。
 その下に「衆院戦投票率の推移」のグラフがあります。見た方はそれぞれの感想を持たれたことでしょう。1963年から私は投票に行ってることになります。自分の考えとすべて一致した党はありませんが、今まで投票を欠かしたことはありません。からだ一つの貧乏サラリーマンで生計を立てているという自分の立場から、自民党には1回も入れていません。
 明治時代に選挙制度ができてから、投票数の多い党が政権を担ってきました。負けるとわかっていたアメリカとの戦争を始めたのも、自衛隊が海外で活動するのも、消費税も、1000兆円を超える政府の負債が減ることがないのも・・・・・みな国会の承認を得ています。
 「1票」の数の積み重ねで時の政権は決まってきました。