しいの実拾い

しいの実を拾いにいった。朝の散歩でパラパラ落ちているのを見つけていた。
山座峠へ行くまでの県道上だ。おじさんがナイロン袋持って、うつむいて
何かを拾ってる。たまに通った車のドライバーは不気味だったに違いない。
しいの実は小さい、小指のつめの半分くらい、それでも３０分必死で拾うと
両手にいっぱいぐらいになった。もって帰って早速、水の中へつける。
浮いてきたものはダメ、捨てる。
残ったしいの実はフライパンで煎って食べるのさ。パチンとはじけるぐらいで
火を止める。
懐かしい味がする。