デンマークのオーフス大学の研究チームは29日、母親が男児を妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる子供の生殖能力に悪影響を及ぼす可能性があると指摘した。ローマで開催された欧州ヒト生殖学会議で発表した。それによると、母親が男児を妊娠中に週当たり4.5単位以上のアルコールを摂取すると、生まれてくる子の18-21歳の時点での精子濃度は、飲酒しなかった場合と比べて32%低かった。なおアルコール1単位とは、ビール330ミリリットル缶1本、ワインでは小さめのグラス1杯(120ミリリットル)、蒸留酒だとショットグラス1杯(40ミリリットル)分に相当する。研究チームはまた、父親のアルコール摂取量が与える影響についても調べたが、関連性は見付からなかったという。
@酔った勢いでというのはよく聞きますけど、日本ではまず妊婦さんがたばこを吸ったりアルコール類を飲酒するなんて事は考えられません。それでも、もしお酒好きの妊婦さんが近くにいたら注意してあげてね。
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