福島第一原発で新たな水の問題が発生しました。これまで、タービン建屋の「たまり水」や2号機の作業用トンネルの汚染水が確認されていますが、新たに1号機の地下からくみ上げられている地下水で敷地境界の基準の約1万倍の放射性ヨウ素が検出されました。空気中の放射性ヨウ素が雨とともに降ってきて、地中にしみ込んだ可能性が高いということです。東京電力は、福島第一原発の原子炉の冷却機能回復に全力を注ぎたい考えですが、次々と浮上する水問題に阻まれ、本格的な作業に入ることができない状況に追い込まれています。まず、各号機のタービン建屋内の「たまり水」については、現在、玉突き式の水の移し替え作業が続いています。2号機の地下トンネルの水とともに、最終的には放射性物質を取り除く作業を行いますが、その作業をいつからどこで行うのか、具体的な見通しは立っていません。そんな状況で、31日に新たに浮上してきたのが地下水の放射能汚染問題です。敷地の外に漏れ出ている可能性もあり、東京電力は何らかの対策を取らなければならないとしながらも、こちらまで手を回すことができないというのが現状です。作業員の疲労に加え、現場では依然として放射線量が高い状況が続いています。引き続き、ぎりぎりの作業が続きます。
@日に日に深刻度が増しているようですが、アレバ社に全面的にお願いすべきじゃないのでしょうか。で、現状の避難体制で本当に大丈夫ですか?
@日に日に深刻度が増しているようですが、アレバ社に全面的にお願いすべきじゃないのでしょうか。で、現状の避難体制で本当に大丈夫ですか?