前橋市で平成23年5月、当時1歳4カ月の城田麻雛弥(ますみ)ちゃんが「悪魔払い」などと称した暴行を受け死亡した事件で、傷害致死の罪に問われた無職の北爪順子被告(64)=同市駒形町=の裁判員裁判の第2回公判が27日、前橋地裁(鈴木秀行裁判長)で開かれた。この日行われた証人尋問では、児童虐待を専門とする前橋赤十字病院の溝口史剛医師、麻雛弥ちゃんの父親と北爪被告の「元信者」の男性がそれぞれ証言した。
麻雛弥ちゃんの死後、鑑定を行った溝口医師は、けがの状況などから、検察側の主張に沿った形で北爪被告が犯行に及んだ可能性について言及した。
麻雛弥ちゃんの母親の証言を基に作成した、北爪被告が行ったとされる暴行の再現動画を検察側が提示。動画をみた溝口医師は、北爪被告が両脇から麻雛弥ちゃんを抱え、頭上から床に投げつけたとされる暴行について、「(急性硬膜下血腫をまねくほどの傷害を負わせるのは)十分に可能」と指摘。死に至る麻雛弥ちゃんの外傷についても「十分に説明がつく」と主張した。弁護側は事件直前に母親が行った麻雛弥ちゃんを逆さにつるし前後に揺らした行為を「虐待」とし、死亡した可能性を指摘するも傷害の程度から否定的な見解を示した。
麻雛弥ちゃんの父親は事件後、北爪被告に、自分の名前を警察に出さないよう、“口裏合わせ”を指示されたと証言。事件後、北爪被告をかばうため沈黙し続けた母親とは対照的に、父親は麻雛弥ちゃんの死に疑問を感じ、事件の調査を始めたと話した。次回公判は28日。
@お前達にとりついた悪霊こそ先ず払い落とせ、この糞バカ野郎ども。
麻雛弥ちゃんの死後、鑑定を行った溝口医師は、けがの状況などから、検察側の主張に沿った形で北爪被告が犯行に及んだ可能性について言及した。
麻雛弥ちゃんの母親の証言を基に作成した、北爪被告が行ったとされる暴行の再現動画を検察側が提示。動画をみた溝口医師は、北爪被告が両脇から麻雛弥ちゃんを抱え、頭上から床に投げつけたとされる暴行について、「(急性硬膜下血腫をまねくほどの傷害を負わせるのは)十分に可能」と指摘。死に至る麻雛弥ちゃんの外傷についても「十分に説明がつく」と主張した。弁護側は事件直前に母親が行った麻雛弥ちゃんを逆さにつるし前後に揺らした行為を「虐待」とし、死亡した可能性を指摘するも傷害の程度から否定的な見解を示した。
麻雛弥ちゃんの父親は事件後、北爪被告に、自分の名前を警察に出さないよう、“口裏合わせ”を指示されたと証言。事件後、北爪被告をかばうため沈黙し続けた母親とは対照的に、父親は麻雛弥ちゃんの死に疑問を感じ、事件の調査を始めたと話した。次回公判は28日。
@お前達にとりついた悪霊こそ先ず払い落とせ、この糞バカ野郎ども。