雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

2023初ショットは、雲と月のはざまのプレアデス星団

2023年01月13日 | 天体写真(星雲・星団)
今年の上越市はとても雪が少ないのですが、星の写真などはまだずっと先だと思っていました。
( 雪国の空のせいにして寒い夜をぬくぬくと過ごせるだろうと ・・ )
ところが昨日、習慣で一応見ていたSCW気象予報では20時以降には雲が切れて 朝まで雲が無いとのこと。
晴天の霹靂(へきれき)」とは文字面の意味が真逆のようですが、とにかくあわてました。

SCWの雲予報  1月13日 00時   周辺に雲がありすっきり快晴とは言えなそう

この雲予報を無視すれば、みすみす2023年の初ショットのチャンスを逃がすかもしれない。
しかしながらこの夜はまだ下弦前の明るい月が22時前に上って来ることを考えると、
撮影が可能なのはせいぜい日が替わる前まで。

迷った末に、『初ショットに挑戦!』だけでも記事の1本くらい書けるだろうと機材を設営しました。
実に昨年10月下旬以来 2か月半ぶりの機材設営になります。
真冬なのに家の周りにまったく雪がありません

ダラダラと長くなっていますので、結果報告です。
夕食後20時過ぎには撮影を開始したプレアデス星団です。

プレアデス星団 (和名 すばる  (おうし座)  
( 元画像の30% 縮小画像 )
 上が 北の方角 
撮影DATA : 2023/ 1/12 20:16’~  Vixen R200SSmm(+ コレクターPH 合成 fl= 760mm F3.8)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

薄明は終わっているものの、早い時間帯なのでご近所の灯火で空がかなり明るいはず。
この画像は月が出る前に撮影を終了しているので月明りの影響はなかったのですが、
雲の通過で使えない画像が何枚かありました。

恒例の『只今撮影中』ショットです。 ↓
( 四角枠は掲載画像の撮影範囲です )
1月12日21時05分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

次回は このあとに撮った冬の定番の超メジャーな星雲になります。


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いい空とはとても言えないのですが、初ショットできたことでほっとしています。
( 昨年の初ショットは3月4日でした )
『自宅で撮った大宇宙SCALE』だけで何か月もブログを書くのは
精神衛生上 つらいものがあります。


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