毎日が心機一転!

鬱病治療中のパート主婦アンテアが日常を語ります

秋深し

2011-10-22 17:55:06 | 日記
与えられた花で好きに活けなさい、という自由花である。

自由が不自由なのはこの年齢になるとよぉくわかっている。
花器も自由だけれど、稽古場にあるものに限られるし、あんまり酔狂な器だと器ごと持って帰らないと家で活けなおせないので、ほどほどにするのが無難なのもわかっている。

13年もやっていると、自分の得手勝手もわかっているので、いつものパターンにはまりやすい。

で、かなりいつものパターンに活けてしまった
(^^ゞ
見えづらいが、右端の根元にはりんどうが五輪ほど並んでいる。

ふわふわと長い枝は、ユキヤナギの紅葉。白い花がミラー、ほかに竜胆、羊歯の仲間のレザーファン。

自分で煮た栗の渋皮煮をみなさんにひとつずつ配ったら大好評だった。
師匠には、「料理がこれだけの腕なら、もうちっと花もうまくていいはずだけどねぇ」
まさかの藪蛇!
お褒めいただいたのか、けなされたのか、まあ、激励されたと解釈しよう。

全国いけばな芸術展

2011-10-22 10:16:11 | 日記
6日間にわたるいけばな最大の催し。
展示面積は池坊の旧七夕会のほうが、ずっと広いけれど、こちらはなにしろ全国の流派が一堂に会するのだからすごい。
どの流派も他流に負けないことが主眼になるので、かなり派手な内容になっているのは否めない。

やたら花を詰め込み過ぎっていう作品も少なくない。
奇をてらうような作品もあって、拝見して気持ちが落ち着かない作品もあった。
確かに芸術なのかもしれないけれど、生け花というからには、草木の命を頂いて、なおかつ人にやすらぎや感銘を与えるのが目的の芸術?だと思う。
一点だけ、どこに草木を使っているのかわからない作品があった。
水道の蛇口(たぶん本物)とそこから溢れ出している水(どう見てもビニールテープ)。
ビニールではなくて、実は草だったのかもしれないが、生け花とは思えなかった。
なんのために、何をどう生けていくのか、その問いかけをした作品だったのかもしれないが。

先週の成果

2011-10-16 20:44:39 | 日記
勉強して、「出」がきちんとできている人はそれなりに、という総評価でした。
私の手直しをしてくれた支部長先生は、「テキストで勉強した?」と鋭いつっこみ。

仕事のあいまにテキストの絵を1日一枚描いて、花型を覚えました、確かに。

それなりの点数でした。

四時間半かかって

2011-10-09 13:48:16 | 日記
写真が見にくいと思いますが、二重生け という生け方です。
これは稽古用のプラスチックの花器ですが、本当は竹の器です。

高さは器だけで一メートルあまり。
上下にには銅の缶がそれぞれ入っていて、そこにY字形の花留めをきっちりといれて、花を生けます。
花の茎の太さによって、Y字形の花留めもいろいろ替えるわけで、Yの足の長さも花の本数や太さで変えます。

で、下からは立ち上る姿を、上にはそれを請ける風情を出すわけですが、その立ち上るだけで四時間かかりました(汗)

立ち上っているのは赤芽柳。柳なんで、つるつるすべる。手の中でくるっとまわって言うことをぜーんぜんきいてくんない。
最後の最後に師匠に10分足らずで生け直してもらいました。一晩たった今も肩凝りが治っていません。

ちなみに、上口に入っている花は、ホトトギスです。ここは、葉っぱ一枚の取り方から全て師匠にやって頂きました。

秋のかおり

2011-10-02 17:13:29 | 日記
たくさんの方がツイッターで金木犀の花が咲いたと呟いているのに、自分の家の金木犀に気がついていませんでした。
毎朝、前を通って車庫に行くのに。
なんて貧しい生活を私はしてるのかしら、としみじみ感じました。
この金木犀は2メーターを越しているんですが…