とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

哀愁の北八朔

2014年04月29日 | 横浜市緑区
  「北八朔がバスの終点ではなくなる」

  そんなタレコミを受けて足を運んできました。田園都市線を青葉台で降りて駅前のバスターミナルへ。時刻は事前に調べておいたが念のために案内装置を見ると…

  拙者の仕業ではありません(笑)

  同好の士がいるのだろうか。

  昼下がりの東急バス青81系統に乗客は10人ほど。次のつつじ橋でも5人ほど乗ってきて思わぬ賑わいとなった。その後は降りる一方と思いきや藤が丘小学校でも背広姿の年配男性が1人乗った。千草台を過ぎると運転手が、5月1日から路線が中山駅まで延長されることの案内放送を始める。このあたりは田園都市線の駅に出る路線しかなかったため新たな需要喚起となるか。車内掲出の路線図はすでに新しいものに変わっていた。

  東名道の下をくぐり、大池下(※註1)までにみな降りてしまい拙者ひとりに。“同好の士”はいなかったようだ。20分弱で終点の北八朔に着いた。

  着きました
  

  このバス停の位置関係を説明すると、写真左手に見えるのが新しい中山駅方面行きバス停、その右奥、木の下に見えるのが青葉台行き、そして右端に小さく見えるのが降車専用バス停です。青葉台からのバスは写真背後方向からやってきます。

  新しいバス停
  

  それだけならどうっていうことありませんが、拙者が興味を持ったのが下の写真です。

  待機場所にて
  別角度から

  バスはお客を降ろした後、反時計回りに進んで待機場所へ。そして時間になると乗車用バス停へ行きお客を乗せて青葉台へと向かいます。ハッキリ言って路上待機なわけで、こういうスタイルも珍しいのではないでしょうか。それも今月いっぱいでお役御免です。“跡地”は、単なる道路でしかなくなって、いつかここにバスがいたことも忘れ去られてしまうのでしょうか。

  この先に接続する路線はなく、純然たる“終点”です。本数も1日11往復と少なく、今や存在自体も謎の路線です。付近は畑や里山が広がるなど長閑で、南側へ行くと住宅地となるため中山延伸で便利になることでしょう。地下鉄川和町駅もありますけど歩いて10分近くかかります。

   

  精進橋へ行くと新しいバス停が設置されてました。平日の夕方1回だけセンター南から中山へ行く便も片道のみ設定され(南61系統)、これもまた謎です。センター南を1837時発ですから夏至のころなら明るいうちに乗ることができるかも。乗り通すと地下鉄より安いんですよね。


(※註1)5月1日より「北八朔公園入口」に改称

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (けんもつ)
2014-05-04 00:57:39
ド田舎www
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∠( ゜∀゜)/ (雲葉)
2014-05-05 13:32:10
これでも360万都市の一角ですから(^_^;
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