ということで、劇作解体新書2回目。ゲストは小林賢太郎。
『理論派の小林 VS 感覚派の土田』の対決がオモシロかったー!
今回『不透明な会話』を選んだ理由
・構造がシンプルで説明しやすい
・基本的なスキルが詰まっていると思う
コントを作る順番は、仕組み → オチ → 中身。
セリフの前にまず設計図。システムの構築。
『不透明な会話』ではこのような構図に。
A(信号機 ホスト小林)
↓
A’(信号機 ホスト片桐)
↓
B(透明人間 ホスト小林)
↓
B’(透明人間 ホスト片桐)
↓
C(対応できないゾーン)
図面を引いておけば、他のコントと構造がかぶったりしないし、
ここをこうリンクさせよう的なことも思いつきやすくなる。
土田「リンクさせて、観た後の了解感がすごいニクイ!!」
透明人間の話と、『銀河鉄道の夜のような夜』の見えないカネムラとか。
そして、仕組みを作った賢太郎は、オチを考え、そのあとで中身を肉付けしていくようです。
土田「普通の作家の逆ですよね?」
小林「ノリで書けない」
セリフそのものはヒント。お客さんの中で完成させるやり方。
そのように理路整然と積み上げていく賢太郎に、信じられない!を連発する土田さん。
土田「なにも計算しないで作った台本が読みたいな」
小林「おもしろくないぞーw」
土田「本番開けて、書けてなかった夢とか見ないんですか?」
小林「見ませんね。夢は見るものじゃなくてかなえるものですからね」
ナニそのハンサムな返し?w
しかも、そういうイミじゃねえし!
おもしろかったアイディアを忘れないために、壁中に付箋を貼っている賢太郎。
一方土田さんは、怠けるな!っていう紙ぐらいしか貼ったことない、と。今時受験生でも貼らんがな!
そんな付箋の中、なかなか使う機会がなく、いつまでも残っているものがあるので、それ、みんなも使っていいってよ!
「パイレーツオブカリビアンのDVDは全部海賊盤」
「仮面ライダーのバッタもん」
おもしろいかどうかは知らん!!!w
とにかく賢太郎は、マジメに劇作について語っていて、頭よすぎて、ちょっとついていけなかったw
ワタシが賢太郎にガン無視される妄想をする所以はこれですねわかります、と妙に納得。
というわけのわからない自己完結で、本日はこれにて終了!!