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仲良し夫婦の日記です。

「ラスト・タンゴ」

2016-08-12 01:07:56 | 映画

「映画」って、クセになります。

10月いっぱいで閉館する 「シネツイン」 に行ってきました。

シネツイン・・・赤い椅子がゆったりとした 画期的な映画館でした。

よく行ったものです。寂しくなります。

 

映画は、私の好きな、ドキュメンタリー 「ラスト・タンゴ」

 

製作は、ドキュメンタリーの名手、ヴィム・ヴェンダース。

キューバ音楽ミュージシャンを描いた「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

「ベルリン・天使の詩」なども製作した監督です。

 

本作は、アルゼンチンタンゴで、もっとも有名なダンスペア、

「マリア・ニエべス と ファン・カルロス・コぺス」 を描いた作品。

 

14歳と17歳で知り合った二人は、50年近くコンビを組んで踊り続けた。

しかし、その間には二人の愛と結婚、そして裏切り、

他のダンサーとの出会いなど、様々な葛藤があり…

それでもなお、”コンビ”として 相手を求め続けた。

二人が踊るときの、炎の上がるような妖艶さ、ピッタリの息、

観るものを惹き付けずにはおかない情熱がほとばしる。

当時のフィルムで見る、ダンスシーンは圧巻!

 

現在は、83歳と80歳の二人。

もうコンビは解消しているけれど、それぞれがダンスを続けている。

80歳の マリア。 ヒールのシューズを履いて、姿勢よく踊る姿は、未だに現役を思わせる。

カルロスは、年を重ねてこその男の色気。若い女性をパートナーに踊っている。

 

全編を流れるタンゴ音楽と、二人のダンスに痺れたひととき。 よかった

 

 



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2 コメント

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Unknown (ロコ)
2016-08-13 22:11:21
タンゴって、ドラマがあるダンスですよね。
ある意味、大人じゃないと踊れない。
大人な久美子さんがご覧になって、酔いしれたと仰る。
見なきゃ…。
閉館になるシネツインも残念ですね。
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ロコさん (kumiko)
2016-08-14 00:12:08
コメント有難うございます!
そうですね!ドラマのあるダンス、タンゴです
男と女の、情念が絡み合う感じ…足さばきにもホレボレします。
80歳のマリアさんの、語るセリフもなかなか「粋」でした。

シネツインは、これからリバイバル上映で楽しませてくれそうです。「カサブランカ」観たいわ
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