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三郎君の作文

2024-07-27 20:01:00 | 日記
三郎君は作文を書きました。「自由に書いていいよ」ということだったので、自分のことを書くのではなく、物語を作りました。

ひろし君は豊かとは言えない家の子でした。小学校1年の時からお金を少しずつ貯めて、デジカメを買おうとしていました。家電店員の緒方さんは、ひろし君がいつもデジカメのショーケースを眺めているのを知っています。彼がデジカメを欲しいことにとっくに気付いています。
それがやっと5年生になって貯まったお金がデジカメを買えるくらいになったのです。喜びいさんで店に行き、緒方さんに「これを買います」と声を掛けました。が、惜しいことに最近値上がりしたことをひろし君は知らなかったのです。緒方さんは自分のポケットマネーで不足分を出してあげようかとも思いましたが、ひろし君の貯金では足りないことを、この小さなお客様に伝えました。 「中学生になる時の記念に取っておこうよ」と緒方さんはなぐさめますが…

という話です。
三郎君が、みんなの前で読み終えると、クラス中が感動の渦に包まれました。先生も涙をこらえて拍手してくれました。前田先生も5年生がこんな立派なお話を書いたのを読んだことがなかったのです。三郎君も自分でよく書けたと思っています。

最後は、むしゃくしゃしたひろし君がコンビニでたこ焼きを買ってやけ食いするが、そのたこ焼きも二割値上がりしていた…という締めくくりにしました。
「アイスクリームの方が良かったかな」「黙って家に帰るだけにした方が良かっただろうか」とも、不審に思ったお母さんが家電店に来て、緒方さんがこっそりお金を出したことがバレて、店長に叱られることにした方が良かったのか。
三郎君は少しモヤモヤしています。



思い出

2024-07-18 09:01:37 | 日記

本来童話形式で書いて来ましたが、私自身の思い出を書きたいと思います。

中学校でバレーボールをやっていました。下手くそでした。後輩の方が上手かったのです。

初めて公式戦に出たときのことです。緊張のあまり、試合の経過をまったく覚えていません。気が付いたら顧問兼監督の先生から頭をひっぱたかれ、ベンチに下がっていました。「お前はちっとも思い切ったことができないな」と言われていたところから覚えています。

はっきり言ってこの先生は嫌いでした。数学の教え方は上手ですが、どこか冷たい。「いいか、腕をしっかり振るんだ。そうすれば速く走れる」と言っていましたが、私は速く走れませんでした。女子のバレー部員にも笑われていました。

それでも3年間続けられたのは身体を動かすこと自体が嫌いではなかったからでしょう。それから人間関係があって辞めにくかったのかもしれません。今なら、どうでしょうか。部活はやめて、多分無理を言っておじさんたちのランニングクラブに入れてもらっていると思います。

あまり、バレーにいい思い出はありません。実は私ばかりではなかったのです。高校でもバレーを続けたのは先輩・同輩・後輩でも2人だけだったと思います。私を追い越した上手い後輩たちも、好きになれなかったのです。

この人はクラスの運営もかなり無理していたと思います。幸い私は受け持ちのクラスに入ることはなかったのですが、嫌がる生徒を無理やり生徒会役員に立候補させたりしていました。その癖、職員室を支配していた出しゃばりの音楽の先生には言いたいことも言えず、黙っていたようです。

悪口を書きたいのではありません。今にして思えば、この先生はひどく寂しかったのではないかと思います。

「思い切っていけ」と言う割に失敗すれば怒鳴るという、矛盾した人でした。繰り返します、別にこの先生に恨みなんてありません。少し感謝する気持ちはあります。結構人間って無理が利くんだと教わりましたから。

 

三郎君と剣道~即興童話 - gooブログはじめました!

これを書いた後少し驚きました。私と同じコミュニティに入っている方が、親に剣道をさせられて嫌だったということを語っておられました。さらに、この方と話をする機会がありました。「親の気持ちは今となっては分かるし、自分も親になって似たようなことを我が子にさせてしまったんじゃないか」と言われていました。