
三郎君は不思議に思っています。
桜の咲く頃になると「あれっ、ここに桜の木があったのか。」
ツツジの咲く頃になると「あれっ、ここにツツジの木があったのか。」
あじさいの咲く頃になると「あれっ…」
そして翌年になると、また同じように「ここに桜の木が…」・・・・・
と繰り返すのです。
そろそろ卒業式です。三郎君は五年生ですから卒業ではありませんが、憧れの佐貴子先輩が卒業です。このシリーズお読みの方はご存じだと思いますが三郎君の身近にいる好きな人は島本紀美子さんです。が、佐貴子先輩は三郎君が入学したときから、内気な三郎君に声を掛けてくれて、なにかとリードしてくれてきたのです。
桜が咲く頃に佐貴子さんは卒業し、散る頃に中学に入学するのか…
ちょっと憂うつになっています。
最近「卒業する六年生へ」ということで、切り絵師の池部さんから桜の切り絵が小学校に届きました。「あっ、花って本当に良い物だな」と思うし、より切ない気持ちになっています。
※読者の方へ;冒頭の切り絵は小生の物です。数枚今度某小学校の卒業式に提供します。また三郎君は学業成績優秀だったにもかかわらず、高校卒業後進学せずに花屋になる。そして、同い年の三段目の和歌の梅と知り合い、優勝に花を贈るという設定にしています。
今回初めてという方は弊ブログを遡ってお読みください。


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