白いレーパン禁止令

UCIは全てのUCI公認レースにおいて、白いレーサーパンツの着用を2007年より禁止すると発表。

これに対し2005年RR世界チャンピオン、トム・ボーネンはクイックステップの広報を通じ声明を発表。

ジャージもパンツも白でなければ、マイヨ・アルカンシェルとはいえない。上下の一体感がないと体の線が美しく見えない。

ルーフ・リーパ（Loof Lirpa）UCI副会長代理は「ナンセンスだ。2006年のチャンピオンならまだしも、昨年のチャンピオンの彼がこのようなことを言うのはお門違いだ」と、不快感を表明。

多くのマイヨ・アルカンシェルを擁するトラック競技界でも波紋を呼んでいる。マイヨ・アルカンシェル着用の選手達は、共同声明を発表する準備を進めている。1㎞ＴＴチャンピオンのテオ・ボスはそれに先駆けて、「トラックのスキンスーツは上下一体型で、レーサーパンツとは呼ばない。白のスキンスーツはこの範疇には含まれないのではないか」と疑問を投げかけた。

一方、チームジャージが白のフランセーズ・デ・ジューは今年のツール・ド・フランスより全身紺色のジャージを導入すると、選手に通達。しかしフランセーズ・デ・ジュー選手組合側は「真夏に紺色は光を吸収して暑苦しい」と難色を示している。

UCIのソース