上山の街なかに沢庵禅師ゆかりの「春雨庵」があります(上の写真)。江戸時代初期にあった紫衣事件によって上山に流されて来たのですが、当時の上山藩主土岐氏の庇護を受け、この場所で3年暮らしたと伝えられている。ここで「たくあん漬け」を土地の者に教えたそうです。沢庵が江戸に戻り、春雨庵も東海寺に移築された。現在の春雨庵は、東海寺から一部部材を預かり再建されたものだが、広くない土地に、簡素ながらも品良く風通しの良さそうなこの庵が好きである。
今回の街歩きでは、発見がありました。今売り出しの武家屋敷通りの裏通りに、丘陵地独特の坂道があり、それも、天にでも届くような坂道の構図で、そこに年配のご夫婦が揃って登って行く姿は、それだけで歴史を物語るような風景でした(中の写真)。
また、通りから少し外れた所で、武家屋敷の石積みの遺構というのも、初めて教わりました(下の写真)。
今回の街歩きでは、発見がありました。今売り出しの武家屋敷通りの裏通りに、丘陵地独特の坂道があり、それも、天にでも届くような坂道の構図で、そこに年配のご夫婦が揃って登って行く姿は、それだけで歴史を物語るような風景でした(中の写真)。
また、通りから少し外れた所で、武家屋敷の石積みの遺構というのも、初めて教わりました(下の写真)。