北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

T-90A〈1〉

2016年08月18日 09時43分42秒 | 
以前予告した通りMENGモデルのT−90Aを作っております。
とりあえず工作が完了したので1度アップします。




ってバラバラじゃねーか!とか言わないように。
ゴチャゴチャした車輌なので、この状態で塗装して仕上げの段階で全て合体する方向で進めます。

キットは良く出来ていて、複雑な車輌を見事に再現しています。
なんだか久しぶりに「プラモデルって楽しいな〜」と実感しました。
特に発売当時話題になった可動式の履帯は組んでて本当に楽しい!
可動履帯を組んでて「え〜、もう終わり?もっと組みたい!」って思ったのは初めてです。
この楽しさは組んでみないと解らないと思うのでくだくだ書きません。
興味のある方は是非どうぞ。

ただ細かな部品がどこにどんな角度で付くのか良く解らん部分も多々あります。
失敗を防ぐためにも資料は必須です。
メジャーな車輌だけあってネットで探せば色々と画像が出て来ますが、
いちいちパソコンで確認するのが面倒なので「T-90&T-90A主力戦車写真集」を用意して製作しました。





転輪、誘導輪はギリギリ後からはめ込めそうなので塗装後に。
起動輪は完全アウトなので仕方なく車体と一緒に塗装することにします。





予備燃料タンクは付けない事にします。その際タンクの取付け部分を切り飛ばして四隅にボルトを追加。
丸太はキットではのっぺりしています。確かに実車では車体色をべったり塗られて木なのか鉄パイプなのか解らん状態のもありますが…。
模型的には生木にした方が見栄えが良さそうなので模型用ノコでけがいてテクスチャーを付けました。
けがいた後は派手にささくれますので流し込み接着剤を塗って落ち着かせます。
牽引ワイヤーもワイヤー部分のみ後付けにします。
ワイヤーはキットではナイロンの糸が付属していますが、質感がリアルなホームセンターで購入したステンレスワイヤーに交換。
焼きなまして柔らかくして使います。







やたらとゴチャゴチャしてテンションが上がる砲塔部分。
砲身、ハッチ+機銃部分、棒状の環境センサー、赤外線サーチライトのクリアーパーツ、同じく前面部は塗装しながら組みます。
他にも裏側から後付けできそうなクリアーパーツは全て塗装後に組み込みます。
数カ所伸ばしランナーで配線を追加したくらいです。





ここも密かに伸ばしランナーで配線を追加。









エンジンも良く出来ているのに組み込んでしまうとほとんど見えなくなってしまうのが悲しい。
そこで今回は台にのっけて車輌の横に飾ってやる事にします。
パイピングを中心に追加工作。穴の空けたり、ジャンクパーツでそれっぽく。
台は資料本に掲載の画像を参考にランナーやプラ材で適当に作りました。





添え物のフィギュアはエボリューションの現用ロシア軍戦車兵 Modern Russian tankman を使用。
なんのひねりも無いフィギュアですが、添え物としては文句無しです。
モールド、成型状態も素晴らしい出来。
最近は女子供を作ってたのでロシアの軍人はやたらデカく感じます。これは塗りも楽そうだぞ。





みなさんの完成品を見ると3色迷彩がほとんどなので、自分はグリーン単色で行きたいと思います。
(パレード以外でも単色の車輌は無い訳でもなさそうなので)
3色迷彩だとせっかくのゴチャゴチャ感や、車輌そものもの形がぼやけてしまうので嫌なんですよね〜(本来迷彩とはそういう物ですから仕方有りませんが)。
「迷彩が面倒なだけだろ!」とか思っても決して口に出さないようにお願いします。