ゴールデンウィークの連休を利用して道内旅行。
今回一番のお楽しみは広尾町の海岸に点在しているトーチカ群です。
太平洋戦争末期にアメリカ軍の上陸に備えて多数作られました。
当然ですが、アメリカ軍が広尾に上陸することは無かったので使用されませんでした。
こんなものに盾篭もって大量のアメリカ軍を迎え撃つなんてまさに悪夢ですな。
さすがに70年経つと砂に埋もれたり傾いたりして時の流れを感じさせます。
内陸は天気が良かったのですが、沿岸部は結構な霧でした。
でもこの景色には晴天よりこの天気の方が雰囲気があって良かったかも知れません。
頭の上に草が生えて「むしくいさま」みたいになったトーチカ。
これは中に入る事も出来ます。
高い場所にもあります(砂浜が浸食されたのでしょうか?)。
なんだか、舞台はノルマンディー、波消しブロックが連合軍の上陸を阻むバリケードに見えてきます。
近づくなと言われてもこんなもんが砂浜にあると誰でも近づきたくなるってもんです。
逆に観光資源として大々的に宣伝したら? あんまり人来ないか…。来ないよね。
他にも結構のこっていて、内陸にも点在しています。
中にはトーチカの前に鳥居が立てられて、神様として祭られてる物もありました。
ほとんどに案内看板は無いのでネットで航空写真を調べてから行くと見つけやすいと思いますよ。
いつもこんな所ばかり行っている訳じゃないですよ。念のため。
近くの観光施設の廃墟にあるアバンギャルドなトイレ。
こちらも廃墟で閉鎖中。
それにしても凄いセンスです(汗)。
今回の旅の2つ目の目玉はこちら。有名スポット、糠平湖にあるタウシュベツ橋梁。
昔は勝手に見に行けたのですが、観光客の爆発的増加で国道から橋梁に向かう林道は閉鎖。
今は見学ツアーに参加しないと近くまで行けません。
厳密に言うと役所でゲートの鍵を借りて見に行くこともできますが、こっちが休みの日は役所も休みで借りれません。
約15年ぶりの再訪となりました。
で…、ヘッツァーですよね。
いや進んでます、本当です。
でもAFVの会には間に合いません。絶対です。
すいません、さようなら。