北海道装甲戦闘車輌模型日記

趣味の戦車模型製作記。自身の模型生活の実体を見つめ直し、その傾向と対策を探る。

T-55A & MAZ-537後期型(1)

2009年12月01日 11時03分29秒 | 
久しぶりのデカ物です。しかも戦後ソ連物です。
タミヤのT-55を乗っけたトランペッターのMAZ-537です。

タミヤのT-55から組み始めましたが、さすがはタミヤです。精度の高さ、組み易さは感動的です。
最近、部品点数の多いキットを作ることが多かったのでよけいにそう思えます。
基本素組みで燃料タンクのパイピングを真鍮線で追加してます。
砲身はアーマースケール、履帯はフリウルにコンバートしてます。
履帯は以前と同じように、薬品で黒染めしました。染める前にパーツを洗浄しますが、この作業にガイアノーツのレジンウォッシュを使いました。10分ほど漬け込んでから中性洗剤で洗い流すだけ、繰り返し使えますのでお得感もあり、お勧めします。
そんな訳でT-55は一気に組み立て終了。
やっぱりタミヤの製品は作ってて楽しい&気持ちいいですね。改めて質の高さを実感しました。

さて次はMAZ-537です。
おいしい物は後にとっておく性格なので、まず戦車を乗っけるトレーラー部分から組みました。
合いは良いのですが、タミヤ製品に比べてバリが多いので仮組み、すり合わせは必須です。
しっかし、部品も巨大です。
パーツの色も手伝ってmpcのスターウォーズシリーズを組んでるような錯覚を覚えます。

ヘッド部分は塗装の手順を考えて、バラバラに出来るように組んでます。
ウインドウなどの透明部品もある程度塗装が済んでからってことでまだ装着してません。

さてさて、タイヤ物で肝になるタイヤですが…、キットの物は実車の写真ものに比べて印象が異なります。
キットの物はある意味タイヤらしいタイヤの形状なんですが、実車の方はもっと全体的にバルーンタイヤのように丸っこい物が多いようです。エアーの量によるものなのか種類が違うのかよく解りませんが、とにかく納得できませぬ。
そこでタイヤだけはパンツァーショップのレジン製の物に変えようとネット通販で取り寄せましたが、これがガッカリですわ。とにかく形状がキットのものとほとんど変わりません。
まるでキットの物を型どりしてレジンで複製したかのように代わり映えしません…。ガレージパーツは、店頭で買うにしても、箱を空けてパーツ状態を確認してから買うってことが難しいので、しょうが無いっちゃしょうが無いですが。
ネット上で他の人がこのパーツを使った作例をアップしてれば参考になったんでしょうが、メーカーが世に出してる簡単な写真だけでは判断つきませんでした。
パンツァーショップ以外の海外メーカーで2種類ほどあるようですが(ちなみにこっちはかなりいい感じです)、日本に扱ってる代理店が無いのか、ネットショップなどにも見あたりません。海外のページから直接個人輸入するのが最後の手段ですが…。そんな度胸は無いので泣く泣くパンツァーショップのものを使いました。
おまけに湯口の部分を処理したり、成型不良の部分をパテ埋めしたりと手間がかかります。
ひょっとしてトラペのゴムパーツは過去色々問題ありだったので、そもそもがその対策パーツだったんでしょうか?? この最近のものは大丈夫だと思うのですが? まあいいか。

物がデカいので塗装も時間がかかりそうです。

これから年末の繁忙期だし…。完成は来年だな。
2010年は良い年になりますように。