リリーたちの元に届けられた謎の手紙。
その便箋は、親たちが見放した子供たちを送り込むウィルクス兵学校のものだった。
手紙には謎の文章が書かれていた。
1.無視 2.ご褒美 3.秘密 4.テスト 5.エスカレート 6.破壊
そこから、5年前の鬼教官ナッシュ・キャバナーの「事故」とされた死の秘密が明かされる。
今回は「未解決」事件ではなく、場所が場所だけに、事件が表沙汰にならずに封印されていた話。
「取引」の時より、もっと同情の余地のない被害者を相手に、少年たちを締め上げなければいけないリリーたちの憂鬱。ヴェラが「今日仕事サボればよかったよ」とぼやくのも道理。
取調べを別々にして「あいつが吐いた」と信頼を不信に変えるのはいつものことだが、お互いの気持ちを寄せ合ってやっと現実から目を逸らしていた少年たちには、きつすぎたようだ。
とうとう、ひとりが銃を手にして自殺を・・・・
一命を取り留めたからよかったようなものの、リリーにとっては相当に後味が悪い事件になった。
結局少年たちは犯人ではなく、真犯人は少年たちより年長の軍曹だったわけだが、彼もナッシュというモンスターに内側から食い尽くされて、さらに自分自身がナッシュになりそうになっていたのだった。そうなる前に自分を閉じ込めてくれ、という叫びが本当に痛々しかった。
彼らが悪いわけではないのに。
「猫」の時にはレイプ被害者がリリーには心を開いたが、今度は逆にリリーが女性だから言いにくく心を閉ざす。そればっかりはどうしようもないわけで、もしこれでスコッティが本調子だったら、もう少し少年たちの気持ちは・・・・それは無理か。
なおさらスコッティなら追い詰めるかも。彼はボスのような人情キャラではないものなぁ。
エリッサは薬を飲んでも症状が改善しなくて、スコッティの気持ちが行き場をなくしている状態。
これでスコッティがエリッサの手を離して見捨ててしまえる性格なら、楽になれるのかもしれないが。14歳からだというからそれには付き合いが長すぎる。もう状況は二人の手には余るようだが、入院させる決心もつかない。
スコッティはいつも強気でいるが、泣き伏した表情に、やっと彼の中身に触れた気がした。
ジェフリーズは9年前に奥さんが亡くなっているという情報も。
静かに語っていたが、この先その話が出てくることはあるのだろうか。
次回はとうとうシーズンファイナル。
2ndシーズン放送が1st終了前に決定するという、海外ドラマにしてはものすごく珍しく安心して迎えられるファイナルだが、予告編が・・・・
あぁぁぁリリーが泣いてる泣いてるぅうぅ~~~!!
カイト!貴様何を!!
【 脇俳優チェック 】
◆ドミニク・ラサール現在版 .... Jason Dohring
一卵性双生児の弟二人とこれまた一卵性の妹二人の長兄で、5人揃って子役ちゃんというなんだか壮絶な一家に育ち、「ロズウェル」「ボストンパブリック」などのゲスト出演を経て、日本未公開の「Veronica Mars」のレギュラーを獲得、アイドル的ブレイクを果たす。
「Veronica Mars」は女子高生探偵ものという微妙な素材ながら、結構検索すると評判がいいので見てみたいドラマなんですが、どこか買いませんかね。
◆兵学校の上官の大佐 .... John Mahon
「Xファイル」第6シーズンにウェグマン将軍役で登場。
映画では「アルマゲドン」で最初に地球に衝突する彗星の存在を発見したおじさんカール役を演じていた。彗星は恐妻家である彼の妻の名を取って「ドティ」と名づけられたのだった。
◆5年前のRJ .... Tequan Richmond
映画「Ray」でレイ・チャールズの幼少期を巧みに演じていた子役ちゃんだ。「CSI:3」16話「一攫千金の亡者たち」では、バスケットのスタープレイヤーテービアンが昔の恋人ブリジットとの間に作った子供トラメル役で出演していた。
他に「ER Ⅸ」第1話、「ザ・シールド」など。
◆被害者ナッシュ・キャバナー .... Robert Rusler
「バビロン5」のウォーレン・ケファー役、「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」では、主人公ジェシーの親友グラディ役でフレディに襲われていた。
◆ジェームズ・クレイトン軍曹 .... Sam Witwer
アメリカ版「宇宙空母ギャラクティカ」でCrashdown役。
他には「ER Ⅶ」20話「強制収容を逃れて」や、「ダークエンジェル」「スタートレック エンタープライズ」などに出演。
その便箋は、親たちが見放した子供たちを送り込むウィルクス兵学校のものだった。
手紙には謎の文章が書かれていた。
1.無視 2.ご褒美 3.秘密 4.テスト 5.エスカレート 6.破壊
そこから、5年前の鬼教官ナッシュ・キャバナーの「事故」とされた死の秘密が明かされる。
今回は「未解決」事件ではなく、場所が場所だけに、事件が表沙汰にならずに封印されていた話。
「取引」の時より、もっと同情の余地のない被害者を相手に、少年たちを締め上げなければいけないリリーたちの憂鬱。ヴェラが「今日仕事サボればよかったよ」とぼやくのも道理。
取調べを別々にして「あいつが吐いた」と信頼を不信に変えるのはいつものことだが、お互いの気持ちを寄せ合ってやっと現実から目を逸らしていた少年たちには、きつすぎたようだ。
とうとう、ひとりが銃を手にして自殺を・・・・
一命を取り留めたからよかったようなものの、リリーにとっては相当に後味が悪い事件になった。
結局少年たちは犯人ではなく、真犯人は少年たちより年長の軍曹だったわけだが、彼もナッシュというモンスターに内側から食い尽くされて、さらに自分自身がナッシュになりそうになっていたのだった。そうなる前に自分を閉じ込めてくれ、という叫びが本当に痛々しかった。
彼らが悪いわけではないのに。
「猫」の時にはレイプ被害者がリリーには心を開いたが、今度は逆にリリーが女性だから言いにくく心を閉ざす。そればっかりはどうしようもないわけで、もしこれでスコッティが本調子だったら、もう少し少年たちの気持ちは・・・・それは無理か。
なおさらスコッティなら追い詰めるかも。彼はボスのような人情キャラではないものなぁ。
エリッサは薬を飲んでも症状が改善しなくて、スコッティの気持ちが行き場をなくしている状態。
これでスコッティがエリッサの手を離して見捨ててしまえる性格なら、楽になれるのかもしれないが。14歳からだというからそれには付き合いが長すぎる。もう状況は二人の手には余るようだが、入院させる決心もつかない。
スコッティはいつも強気でいるが、泣き伏した表情に、やっと彼の中身に触れた気がした。
ジェフリーズは9年前に奥さんが亡くなっているという情報も。
静かに語っていたが、この先その話が出てくることはあるのだろうか。
次回はとうとうシーズンファイナル。
2ndシーズン放送が1st終了前に決定するという、海外ドラマにしてはものすごく珍しく安心して迎えられるファイナルだが、予告編が・・・・
あぁぁぁリリーが泣いてる泣いてるぅうぅ~~~!!
カイト!貴様何を!!
【 脇俳優チェック 】
◆ドミニク・ラサール現在版 .... Jason Dohring
一卵性双生児の弟二人とこれまた一卵性の妹二人の長兄で、5人揃って子役ちゃんというなんだか壮絶な一家に育ち、「ロズウェル」「ボストンパブリック」などのゲスト出演を経て、日本未公開の「Veronica Mars」のレギュラーを獲得、アイドル的ブレイクを果たす。
「Veronica Mars」は女子高生探偵ものという微妙な素材ながら、結構検索すると評判がいいので見てみたいドラマなんですが、どこか買いませんかね。
◆兵学校の上官の大佐 .... John Mahon
「Xファイル」第6シーズンにウェグマン将軍役で登場。
映画では「アルマゲドン」で最初に地球に衝突する彗星の存在を発見したおじさんカール役を演じていた。彗星は恐妻家である彼の妻の名を取って「ドティ」と名づけられたのだった。
◆5年前のRJ .... Tequan Richmond
映画「Ray」でレイ・チャールズの幼少期を巧みに演じていた子役ちゃんだ。「CSI:3」16話「一攫千金の亡者たち」では、バスケットのスタープレイヤーテービアンが昔の恋人ブリジットとの間に作った子供トラメル役で出演していた。
他に「ER Ⅸ」第1話、「ザ・シールド」など。
◆被害者ナッシュ・キャバナー .... Robert Rusler
「バビロン5」のウォーレン・ケファー役、「エルム街の悪夢2 フレディの復讐」では、主人公ジェシーの親友グラディ役でフレディに襲われていた。
◆ジェームズ・クレイトン軍曹 .... Sam Witwer
アメリカ版「宇宙空母ギャラクティカ」でCrashdown役。
他には「ER Ⅶ」20話「強制収容を逃れて」や、「ダークエンジェル」「スタートレック エンタープライズ」などに出演。
TBさせていただきました。
今回も事件のほかに、スコッティやジェフリーズの話も出てきて、いろいろ盛りだくさんでしたね。
来週がどうなるか、気になります。
辱めを受けていた少年たちも辛いし
(ドミニク、何も自害しなくても・・・泣)
エリッサの病状に救いを見出せないスコッティも辛いし
このままファイナルですか?
で来週はリリーも辛いの?
勘弁してください。
冷静に考えて軍隊と刑務所にはこういうお話は付き物なんでしょうね。
TBありがとうございました。こちらからもTBさせていただきます。
来週はとうとうシーズン最終回ですね。
メインキャストの裏側の掘り下げがあると、今までのキャラクターの発言がなるほどとうなづけたりしますよね。
来週はリリーが涙で終わらないで欲しいですね。
ずしんと重いテーマの話が続きますね・・・
来週は、せめて「あぁ解決できてよかった」という気持ちで終われるといいんだけど。
大抵一話で未解決を解決してしまうから、クリフハンガーは設定しないで終わると思うんですが、どうなるんでしょうか。
あの本当の犯人、彼も被害者かもしれないけれどあの3人の心の傷を思うと許せないです。ヤツを殺してすっきりした、なんて気持ちじゃなかったでしょうから。あの指のヤニも痛々しいです。
来週の状況によってはカイトは許せん!ニューヨーク市警に戻してやりましょうか。
スコッティも気持ちが張り裂けそうだったんだろうな。心の病気は本人が大変なのはもちろんだけれど、その人を大切に思う人にも当人とは違った苦しみがあるのですね。
あのままスコッティが出演なしでダラダラ続いていたら…ここまで入れ込んで見なかっただろうなぁ~とか思います。
ううー次回シーズンファイナルですか!
次シーズン決まっていても、寂しさアリ!ですね。
未解決事件が解決されても、「猫」の時もそうでしたが、被害者の痛みの癒しには遠い場合も。
カイトが来週、「NYに転勤になったんだ」とか言ったら、どうしよう(^_^;)。マーティンが困りそう。
カイトの密かなひとりクロスオーバーですね。
リリーもスコッティも幸せになってほしいのですが、なかなか難しそうな。
これで、スコッティの赴任から第1話が始まっていたら、どうなっていたかなーとふっと思ったりします。
そしたらエリッサとの話ももうちょっと深く描かれていたかなぁ。
春まで待てない!な感じですね。
ぜひとも2ndは日本オリジナルなサントラでも出して、がっつり盛り上げて欲しいです。難しいんだろうけど。