くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

ジョーイ2 第22話「ハッピー・ハッピー・ウェディング」

2006年10月02日 | ジョーイ
【ジーナ、ジミー】
とうとう結婚式を挙げることにした二人だが、ジーナはファミレスでやりたいという。アレックスがちゃんと企画しようと助言して、ホテルのスイートを借りてやることになり、だんだん本格的に盛り上がっていくが、ジミーは次第に不安で爆発しそうになる。
そしてとうとう結婚式当日、会場からジミーは書置きを置いて逃げ出してしまう。マイケルとジョーイがバスターミナルを探すと案の定見つかるが、そこにジーナまで脱走してきて、鉢合わせ。二人は大喧嘩を始めてしまう。
しかし逃げようとしたバスも行き先も同じだったことから、運命を感じてやっぱり結婚しようということに・・・・

【マイケル】
ジミーから結婚式の付添い人を頼まれたジョーイは大感激。ところがマイケルが「自分は息子だから当然頼まれるだろう」と思い込んでしまう。しかし両親の結婚に浮き立つマイケルに、ジョーイは自分が頼まれたのだと言い出せない。
するとマイケルは勝手にバチェラーパーティを企画、しかも普通の?エッチなパーティではなく、マイケルが呼んだのは焼き物の絵付け教室のおばさん先生!招待客はマイケルのオタク仲間やハワード!なんだかよくわからないまま、ジミーたちものせられて絵付け講座に巻き込まれてしまう。
マイケルは最後の最後まで勘違いしたまま幸せなのだった。

【ジョーイ、アレックス】
ジョーイはドジャースの試合の始球式をつとめることになり大喜び!
ところが、ジミーとジーナの結婚式の準備にのめりこむアレックスを見て、ジョーイは「もしかしたらアレックスは自分の結婚式にオーバーラップさせて興奮してるのでは?」と不安になる。ところが「まだ早すぎる」とアレックスを問い詰めると、彼女は今後もう二度と結婚する意志がないという。
そう言われてしまうと、自分が結婚したくなったら?と逆の意味で不安になってしまうジョーイは、始球式の練習をしていてもボールが手につかない。
言い争った末アレックスに「あなたは、手に入らないものだから欲しいだけ」と言われてしまったジョーイは、ジーナとジミーが結婚式で脱走したのの穴埋めに、勢いで自分たちが結婚してみようじゃないかと提案。アレックスが怖気づくと踏んだのだが、彼女はチキンレースのブレーキを踏もうとせず誓いの言葉を述べてしまう。
ジーナたちが戻ってきたために、結婚は成立しなかったが、二人はお互いに「本気で結婚したいという気持ちが持てる相手」だと確認しあう。
そして始球式。ジョーイは見事に大失敗!!

----------------------------------------------------------------

「私からも一言いわせてもらうわ・・・
  こ の 男 ダ レ !? 
 そして何で私の胸見てるワケ??」
「・・・カンペキだから・・・」

最後の最後に!ボビーとハワード恋の予感??
ていうか、二人今まで会ってなかったんだっけ? そうだっけ??
なんてもったいない・・・からませればどれだけの笑いが・・・ザックが何シーズンかかっても貯金できない笑いが、この二人なら1エピソードのからみでどっかんと獲得できただろうに。
それにしてもボビーのストライクゾーンの広さと来たら。意外とこの二人、うまくいってしまいそうでかなり怖い。結婚して、ハワードがボビーのために産休とって子育てしそうとか、そんな具体的なビジョンが見える、見えてしまう!!
今までそれになぜ気がつかなかったんだろうと思うくらい、恐怖の相性。この先を見てみたかった。

今回、あまりに爆笑台詞が多くてどれを選んだらいいかわからなかった。
ジーナの「結婚式から逃げてきたんだけど、そういう花嫁に割引ってな~い?」のところからジミーの「せっかく逃げたのに!」までのやり取りなんて、もう、そのあとツボって笑いが止まらなかったので、仕方なく録画で続きを見た位に笑った笑った。
あの二人、ほんとにいいなぁ。もう見られないなんて信じられない。いつかあのコンビで別のドラマが見られないものだろうか。

アレックスとジョーイは、結婚して終わるのかなと思っていたのだが、寸止めだった。オニール神父、今回も小山さんが飛ばしまくってて素晴らしかった・・・
ジョーイが「結婚を考えた女性はアレックスが最初」とか言っていたが、あれー、レイチェルは?とかいうツッコミは、やはりしてはいけないのですね?あの出産直後のプロポーズは、一応ノーカウントになっているらしい。
しかし、このドラマのロングランを考えるのだったら、そもそも二人を深い仲にして欲しくなかったな~と思っているクチなので、どうもこの二人については点が辛い。
ジョーイが最後にたどり着いた港がアレックスなんだというのは、ファンとしては何か納得できるようでもあり、無難すぎーと思ってみたり。1stの最後の頃付き合ってたカメラマンのサラよりは納得できるのは間違いないが。

マイケル・・・最初はかわいかったのに、どこからあんな激しい勘違いくんになってしまったのだろう。1stの時はただただ純情さがかわいいボケた感じだったのだが、2ndではそれではいけないということで方向転換し、それがいい感じになるまで相当時間がかかってしまった。今回の絵付け教室のボケっぷり、もっと早く見たかったよ!
ザックにかかっていた時間を、もっとマイケルにかけて欲しかったなぁ。そしたらもっとグダグダないいキャラになっただろうし、オタク仲間の中からもナイスキャラが生まれたような気がする。
マイケルの中の人はこれからの俳優さんだから、頑張ってこれを糧にしていってほしいものだ。

それにしても、ここまでジョーイが順調に上り詰めるとは、けっこう意外だった。CMの話もきちゃって。
「NYの売れない俳優」が最後「ハリウッドのタフガイ、ジョーイ・トリビアーニ」になって、めでたしめでたし、という終幕はあまりにも予定調和すぎてあっけない。
またコケて、NYに逃げて帰って、またハリウッドに再チャレンジとか、色んなジョーイが見てみたかった。ジョーイはドラマの中で「めでたしめでたし」だけれど、何か夢オチのようにマット・ルブランクをめぐる現実はかなりキビシイ。
それを知ってしまってから見るジョーイの最終回は、涙なしでは見れないところがあるが・・・
でも、幸せそうに笑うジョーイの記憶だけとどめておきたい。いつか、また元気なマットの笑顔が見られますように・・・

さよならジョーイ・・・みんなにまた会えるといいなぁ。


【 ト リ ビ ア 】

★ ジョーイのTシャツ
中庭でマイケルとキャッチボールしてるとき、背中に日章旗があしらってあって、漢字で「大勲伝」?と書かれた黒いTシャツを着ている。「伝」の字はにんべんに「三」に見える。
「大勲伝」という単語はないので、実際は「大勲位」と書いてあるか、漢字がよくわからない外人作のものだろう。
大勲位(大勲位菊花大綬章)は勲章の一つで、皇族や外国国家元首、総理大臣経験者に贈られるレベルの最高位勲章。最近では中曽根元首相が生前に贈られたことで話題になった。

★ ジョーイとメジャーリーグ
ドジャースは野茂英雄がかつて在籍していたことで日本でも人気が高い、LAのメジャー球団。現在は元横浜ベイスターズの斎藤隆がクローザーとして活躍している。
NY出身のジョーイは、ずっとヤンキースファンを自負していた。メッツのことはけなしまくりだった。(第7シーズン7話「Sex and theジョーイ」でエリンがメッツファンだと知って大論争。第9シーズン21話「不妊検査にドッキドキ!」では、チャーリーにメトロポリタン美術館のことを勘違いして「メッツはクソだ!」)
だから「ドジャースずっと好きだった」という台詞のところで笑い声が入っていたのだ。本当に2年かけてジョーイはLAっ子になったという台詞なのかもしれない。

★ フードコーナー
ジョーイとマイケルがジミーを探しに行って、ジョーイが食べ物に惹かれて探しに行こうとしたフードコーナーの店のラインナップ。すでにしっかりジュースのカップを持ってるとこがポイント。
 ・ Panda Express テイクアウト中華屋さん 最近日本に進出
 ・ Wetzel's Pretzels プレッツェル屋さん
 ・ Taco bell タコス屋さん
 ・ Cinnabon これは日本にも進出してたがシナモンロール屋さん
 ・ Orange Julius スムージー屋さん
海外の空港の軽食コーナーにもあったりするが、日本に進出してても「何か違う」んだよなー。やっぱりこういうのは海外に行って現地感満喫しながら食べるもの、って感じがする。


【 脇俳優チェック 】

◆CM監督 .... Alex Ball
第1シーズン13話「ルーシー・リューは67位」で「ディープ・パウダー」のADのトッド役で登場して以来、DPの撮影現場には必ず登場して5エピに登場していたが、ジョーイの降板によって出番がなくなり、第2シーズン19話「ジョーイ最低.com」ではアンチサイトのケイリー父ゲイリーで登場。普通ならティーンの娘と男を二人きりにしないのに、妙にズレたパパぶりを演じていた。
そして今回はCM監督役。彼が一番「ジョーイ」の中で使われていたので、最後にお疲れ様登板?
「フレンズ」第10シーズン14話「レイチェルの華麗なる転身」では、レイチェルのラルフローレンの同僚役で登場。レイチェルに顔と名前を覚えててもらえなかった人。
「コールドケース2」21話に登場予定。売れない俳優としてジョーイを地で行く彼の今後に幸あれ。

◆ドジャース球場案内の職員 .... Jim Bentley
ブルペンからマウンドへ向かうトンネルのところまで誘導してきて、ジョーイに「あと1分で」と言っていた男性。
「フレンズ」第6シーズン19話「やきもち焼きのロス」で、ロスの同僚のフィーセン教授。ロスは隠れて教授室でエリザベスといちゃいちゃするのに燃えていたが、突然やってきた教授の前でエリザベスへの態度を切り替えてキャンディをあげたりする。
第4シーズン11話「フィービー、ママになるの?」では、ジョーイがロスの博物館でツアーガイドのバイトをするようになったとき、食堂でブルーカラーとホワイトカラーの階級闘争が発生。その時ロスとジョーイに釣られて自己紹介したツアーガイドのテッド役が彼。みんなの前で立ち上がり、「田舎から出てきたばかりでNYはいまだにこわい」とカミングアウトしていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CSI:5 第23話「死体... | トップ | CSI:5 第24話「CSI“1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ジョーイ」カテゴリの最新記事