くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:NY5 第8話「私の名はマック・テイラー」

2010年03月11日 | CSI:NY
被害者の名前が「マック・テイラー」の殺人事件が二件立て続けに発生、マック自身の近くにも怪しい人物の影が。その人物はマックの持ち物を物色して何もせずに逃げた。
マンハッタン中のマック・テイラーが警察に呼び集められ、マック自身もウィットフォード警視に捜査から外れるように申し入れられる。
そんな中三人目のマック・テイラーである女性マッケンドラが被害に遭うが、幸運なことに彼女は命には別状なかった。彼女の証言によると、犯人は車のキーをよこせと言って襲ってきたために逃げたのだという。
つまり犯人はマック・テイラーを狙ってその所有車種を確認しているのだとわかるが・・・

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100話目到達おめでとうございます。

カッコイイケーキを前に100話目のお祝いをしてたニュースを見たのがずいぶん前だったので、もうとっくに終わっていたような気持ちになっていたけど、やっと今見ることができたのだなぁ。このタイムラグのもどかしさが海外ドラマ視聴の最大の難関であり持ち味だったりもするのだけど。
それにしても、あらゆるマック活用でマック・テイラー連呼祭りだったり、ドートリーがちょっとワルなゲストだったり、ブルース&デミ娘が出てきてたりと、小ネタを詰め込んだお祝いエピとなっていた。
リンジーなんてマッチョなイケメンの腹筋をハケでこしょこしょしてたしなぁ。

生存被害者マッケンドラを演じていたのはブルース・ウィリスとデミ・ムーアの間の娘ルーマーで、顔のパーツは結構デミ似なのに、なぜか顔の輪郭とサイズがパパに似てしまうという不幸に見舞われて、見るからになんとも残念な感じがそこはかとなく漂うのを禁じえない。
でもNYは素人有名人さんのゲスト出演が多いドラマだけれど、いつもうまいこと編集しているのか、割と演技がまともに見える。今回も「あれ、そんなに演技悪くない?」とか錯覚してしまったのだが・・・どうなんだか。

たくさんのマックが出てきたが拾っただけでもMackendra、Machiavelli、MacDonald、Mackinley、Macabee、Mackiyoといた。
そしてこの間コメントで質問を受けたので調べたのだが、マック自身の本名は「McKenna Boyd Taylor, Jr.」だそうだ。(CSI Wikiより)マックのお父さんもマック・テイラー。
色んな名前がマックと略されるのは、「ゆうこ」や「ゆうさく」「ゆうじ」「ゆうたろう」「ゆうへい」とかの名前のひとたちが「ゆう」と名乗ってるようなものだろうか。公式でもそれがOKなのか。
「フレンズ」でフィービーが結婚したらバナナハンモックと名乗るうんちゃらの話を見て「?」となったものだけど、アメリカの「名乗り」のアバウトさはよくわからない。

それにしてもまた・・・マックに恋の予感?
「振り返った・・・悪くない」
って。
・・・ 悪いですから!
あぁもう、なんでマックったら花開いちゃったかなぁ!亡き奥さんを思ってストイックに生きるキャラでいて欲しいと思っていたのに。
そりゃー吹っ切れないままだったら睡眠障害でそのうち倒れてただろうけど(イヤそういう問題じゃ)。

100話記念というよりマックによるマックのためのマックの魅力全開エピという趣があったが、次のエピは・・・

とうとうアレですね。


【 脇俳優チェック 】

◆ウィットフォード警視 .... Julia Ormond
2月に日本でも公開になった、デヴィッド・リンチの娘ジェニファー・リンチが監督したことで話題になった「サベイランス」では、主人公のFBI捜査官エリザベス役。
「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」では、ブラッド・ピット演じるトリスタンの弟の婚約者で、後に兄アルフレッドと結婚したスザンナ役。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」では、ケイト・ブランシェット演じるデイジーの娘キャロライン役。
「チェ/28歳の革命」では、ジャーナリストのリサ・ハワード役。キューバと米政権のつなぎとなる。
「麗しのサブリナ」のリメイク「サブリナ」でサブリナ役に抜擢された時には大いに話題になった。

◆唯一の女性&生存被害者マッケンドラ・テイラー .... Rumer Willis
ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘。幼いころから「素顔のままで」「隣のヒットマン」「ホステージ」など、両親の出演作に出演。
4月からNHK教育で放送の「新ビバリーヒルズ青春白書」の第2シーズンから登場。「ミディアム」第5シーズン16話に登場予定。

◆マックに「あんた誰だ」と名乗らせたマキャベリ・テイラー .... Chris Daughtry
オフィシャルサイトあり。
「アメリカン・アイドル」第6シーズンのファイナリストとして勝ち進み、結果は4位だったが、デビューアルバム「ドートリー」が全米1位を獲得しアメアイの勢いそのままに支持されている。

◆テレンスの店にいたマーシャル・フォーク本人 .... Marshall Faulk
セントルイス・ラムズを99年にスーパーボウル優勝に導く原動力となった、NFLのスーパースター。2006年のシーズンを最後に引退。

◆デヴィッド・オカ .... Kelvin Yu
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン5話「名誉と束縛」では、失踪者ウェンディの弟ジン役。自分の意思に反して親の店を手伝う日々にうんざりしていた。その上、姉ウェンディが自由に恋愛したり自立しようとすることに怒りを募らせ・・・
「BURN NOTICE~消されたスパイ」第1シーズン10話「スパイの交渉術」では、マイケルの依頼人ニック役で登場。ニックは豪邸でハウスシッターをしていたが、その家の持ち主だと嘘をついたがために婚約者が誘拐されてしまったのだった。
「クローザー」第3シーズン10話「アメリカンドリーム」では、被害者ピンメイの夫レンディ・チェン役。妻を愛していたが、パトロン関係の愛人コンロイの存在を知り悩んでいた。
「フェリシティの青春」第2シーズン19話「勝利を信じて」に、学生のキース役で登場など、細かい出演は数多い。

◆記者のマッキンリー・テイラー .... Scott Wolf
「サンフランシスコの空の下」のサリンジャー一家の次男ベイリー役でおなじみ。
「エバーウッド」では、第3シーズンからエバーウッドにやってきた医師ジェイク・ハートマン役。都会に疲れてエバーウッドで開業し、ニーナと恋仲になるが、二人が一緒に暮らし始めたことでアンディのニーナへの想いに火がつき・・・

◆駐車場あらしの犯人ペリー .... J.J. Dashnaw
「CSI:4」10話「歪んだ果実」では、建設現場の中で頭を激しく殴打されて死亡していた被害者ブライアン・ハディック役。「スイカで予行演習の末にリンチ殺害された」という件で印象的。

◆「これ以上は言えません」と口を閉ざしたマッキヨ・テイラー .... Mark Musashi
オフィシャルサイトあり。
岩手県出身の日米ハーフで、武術の特技を生かして日本でも「スケバン刑事・コードネーム=麻宮サキ」の用心棒ウー役や「キューティハニー」などに出演している。
コメント (4)
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CSI:NY5 第7話「地下室の死体」

2010年03月11日 | CSI:NY
空き地にあった地下貯蔵庫からケヴィン・マクブライドという男の遺体が発見されたが、血痕は入口の階段で途絶えていた。
その血痕は、船の上で移動中の家に続いていた。その家にはステラが捜査中の現場だったことから、二つの現場がひとつに繋がったのだった。
被害者のマクブライドは家を船で運ぶ仕事をしていた。訃報を知らされて妻子が遺体を確認に来ていたが、妻は取り乱して見ることができず、娘のエラが確認した。
現場に落ちていたにんじんからパイプ屋のサマーセットのDNAが検出され容疑をかけられるが、マクブライドが隠していたネット私書箱の存在が事件を大きく揺るがすことに・・・

フラックはエンジェルから、妹のサマンサが問題を起こしていたが見逃されたという話を聞く。そこでサマンサの働くバーに行ってみたところ、すでにサマンサがクビになっていたことを知って驚く。

そんな中、ステラにねずみ釣り男の件で脅迫の電話が・・・

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被害者の娘エラについては、この先まだ出演予定があるようなのだが、どんな風に展開していくのだろうか。
ただエラの母は今回で終わりのようなので、父娘のバーチャルな「不適切な関係」についてひっぱるということではないらしい。その点についてはちょっと安心。目に見えない相手に精神的に浮気しただけで殺害してしまうような精神的にもろい妻が、その相手が「バーチャルだったけどわが子」と知ってしまったら・・・
壊れてしまった彼女がどんなモンスターに変わるのか、見るのはかなり怖いように思われる。

ドンちゃん妹サマンサの抱えていた問題はアルコール依存症だった。それを家族の力を借りることなく、ひとりで自助会に行って解決をはかろうとするのは、ある意味一歩前進なのかもしれないが、それはそれでちょっと危うさを感じたり。
フラック家の抱えてる構造的な問題を見て、「グレイズ・アナトミー」のオマリー家を思い出した。一家で精神的マッチョで末っ子のジョージだけがそれになじめないという。でもジョージは賢くて医者になることで自分の家庭内立ち位置を見つけることができたけれど、サマンサには何もなかったのかもしれない。
日本だったらそんなマッチョ一家の末っ子娘は「姫」扱いにされそうな感じだが、アメリカの警官一家だと・・・女性ってことで甘やかしたり手加減したりしなかったんだろう。ドンちゃんひとりだけでも充分融通がきかなさげで鬱陶しい感じがするのだが、それが家風だなんてどんだけ息苦しいことか。
ドンちゃんの理解が彼女の救いになればいいのだが・・・

エンジェル刑事とドンちゃんは、以前からなんだか見交わす視線がそれっぽかったので、こういう展開はまぁ予想の範囲内。署内恋愛はいかんよドンちゃん。
エンジェルたんの女優さんは、ちょうどスパドラで放送されていた「ハーパー★ボーイズ」でチャーリー・シーンの恋人役で何話か登場していたので、ロマンスからコメディから幅広くできるひとなんだなあと再認識したところだった。
CSIシリーズの中で刑事さんたちは頑張ってキャラを発揮しないと使い捨てな感じのところがあるので、こういう設定で使ってもらえると出番も増えて、彼女としてはいいかもしれない。
リンジーだと女子部にお色気が足りないもんなぁ(リンジーはリンジーでリンジーだけれども、って全然フォローになってないが)

しかしギリシャ男はとうとうステラを怒らせましたね・・・しーらない。
ステラは怒ると、髪の毛が蛇になるんだから・・・(おい)


【 脇俳優チェック 】

◆被害者の仕事相手リタ・マネッティ .... Mirelly Taylor
http://www.mirellytaylor.com/
「NUMBERS」第2シーズン17話「マインド・ゲーム」では、麻薬の運び屋にされたため失踪した被害者のひとりルペ役。霊能力者が捜査に介入して彼女の救出を行うことになりチャーリーは面白くない。

◆被害者の妻 ....  Marguerite MacIntyre
「Shark」第1シーズン5話「失った信頼」では、女子大生が集団レイプ被害を訴えた件で、当初は嘘をついていた被害者を公判で手厳しく攻撃した弁護士役。
「NUMBERS」第2シーズン1話「正義への報復」では、麻薬取引の捜査中殉職したケイラン刑事の妻エリカ役。夫の死で家庭が壊され、生活も苦しいことから被害者遺族心理がこじれて担当判事に恨みを・・・
「カイルXY」では、記憶を失った謎の少年にカイルと名づけ、自分の家族として受け入れた心理学者のニコール役でレギュラー。
「NCIS」第1シーズン11話「スパイ衛星」では、被害者の海軍少佐と不倫していたため、容疑をかけられた技術開発担当のタイラー少佐役。
「BONES」第1シーズン4話「クマの中に残された証拠」では、熊から人骨を取り出した女性獣医役。
「ザ・シールド」の第2シーズン6~8話では、虐待被害者のためのシェルターを運営しているエマ役で登場していた。
「アリーmyラブ」第3シーズン15話「第一容疑者」では、アリーが容疑者の弁護を担当した殺人事件で、被害者ショウフィールドの妻デブラ役。
「CSI:マイアミ7」23話に登場予定。

◆パイプ屋のタナー・サマーセット .... Jake Muxworthy
「M.I. 緊急医療捜査班」17話「逃亡犯の脅威」では、NYで発生した伝染病の感染者のひとりで、宝石強盗犯として逮捕されたハリー・ラッシュ役。逃亡した共犯者も感染しているのにも関わらず、彼が口を閉ざすために伝染の危機は次第に高まる。
「FBI~失踪者を追え」第5シーズン20話に登場予定。
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