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居酒屋さすらい 1353 - 賽銭箱をテーブルにして立ち飲む - 「角打 よっち」(相模原市南区相模大野)

2018-07-20 11:05:10 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

A藤君と座間に行った帰り、立ち寄ったのが、この店。A藤君はボクに気を使ってくれて、立ち飲みを事前に調べていてくれたようだった。

角打ちというから、てっきり酒屋の立ち飲みだと思いきや、しっかりと居酒屋だった。しかも、立ち飲みスペースは、ごく一部。いや、入口付近にあるひとつのテーブルエリアのみで、座飲みがメインの店である。最近、座飲みと立ち飲みのハイブリッドの店をよく見かける。店のデッドスペースを立ち飲みができるよう改良するという方法だ。だが、この「よっち」という店、座飲みの椅子がスツールっぽいところを見ると、ははぁん。さては転んだな。

まぁ、それはいいんだけれど、せっかく来たのだから、立ち飲みスペースでも、酒を飲まねばと、A藤君をテーブル席に残して、一人立ち飲みスペースでビールを飲った。

この立ち飲み専用テーブルが面白かった。テーブルが賽銭箱なのだ。しかも本物。賽銭箱にガラスの板をはめ込んで、テーブルにしている。ガラスは透明だから、台座になっている賽銭箱の様子が分かるのだ。その賽銭箱には、ディスプレイ的に旧千円札が貼られている。そう伊藤博文の、昔のお札だ。その賽銭箱をテーブルにして、酒を飲むなど、なんかばちが当たりそうだが、そんな趣向の店はかつて見たことがなく、まぁ面白い。

「一番搾り」を、立ち飲んで、ボクはテーブルに戻り、それ以降座って飲んだ。立ち飲みを標榜する店だが、お通しが出てきた。うぅむ。

店は串揚げが主体の店。

一通りみつくろって串揚げを頼んだが、あらかじめソースがつけられている。千切りのキャベツにのっけられた串揚げも、東京とは勝手が違う。

ボクはビールから、「ホッピー」へ。ホッピーが真価を発揮するのは、やはり揚げ物だろう。この二つは抜群の相性だと思う。この他に、「鶏の唐揚げ」も頼んだし、ホッピー戦略に抜かりはなし。

ただ、全体を通して見たとき、この店は平均的。とりたててコストパフォーマンスを発揮するわけではなく、抜群にうまいものがあるわけでもない。駅前という立地が好条件のワンオブゼムだ。

新興の住宅地によく見かける、居酒屋や立ち飲み屋さんは競争が少なく、東京スタイルの模倣だから、代わり映えがしない。いや、模倣感がいっぱいで、主張が見られないから、むしろ陳腐だ。だから、お金を払う段になって、がっかり感があるんだよなぁ。

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