熊本県川柳研究協議会(熊本川柳研)

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会員エッセイ

2021-08-01 01:29:39 | 会員エッセイ

      弟は何でも屋 

雨後の竹の子のようにニュー詐欺まがいビジネスが芽を出している。

ダイレクトメールや電話商法から訪問までさまざまである。毎日の着信Eメールの90%は利用していない銀行やカード会社のものばかり。 利用していても直接会社のHPなどを確認すると、トップ頁に「弊社を名乗る偽メールにご注意下さい」などと大きく朱書されていたりする。おかげで、うっかり引っかかることはなくなった。

やっかいなのは訪問の方である。電気メーター、床下換気扇、シロアリ駆除などさまざまで、特に屋根・壁のリフォームの勧誘が多い。また「近所に工事に来ていて、お宅の屋根を見たら瓦がずれているのが見えたので細部を点検して差上げます。もちろん無料で」と元気のよい若い人の訪問も何度かうけた。どうやら業界のマユアル語らしい同一パターンの対応に、こちらも断りのマニュアル語を開発した。

それは、「そうですか。わっかりました。弟がそういった商売をやっていますので、直ぐ点検させて直してもらいます」というもの。これで、水回り・床下換気・家庭用消火器・等々無料点検業者に何度もお引きとり願った。アジア・アフリカの障害をもつ子供達のために靴下を買って欲しいには、「弟が商売に失敗して家には迷惑するほど靴下があるんです」だった。

有能な弟はどんな無理な要求にも軽快に応えてくれるのである。

新発売元気な人に効く薬    しろ猫

 byしろ猫


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