熊本レポート

文字の裏に事件あり

天草の星

2023-11-03 | ブログ
 本来、日本人は恥を文化として社会意識の高い稀な人種。それが戦後、政治意識レベルはG7の中でも下位へ堕ちた。
 その政治感覚、社会意識の下部レベルに在るのが失礼ながら天草の住民。それは、そもそも地域社会をリードして行く立場にある政治家、産業のリーダーらの資質を見ての見解で、それを支え、従う住民の意識は言わずもがなである。
 1年も経過して未だ「何で反対しとらすと」と頭を傾げる住民、握り飯の1つで挙げた手を右から左に変えた男が、やがて自らも1万円の要らぬ金の支出など想定出来ない天草。


 だが、そんな天草にも輝く星が在った。行政に疑問を抱き、それをまた論理的に問題と理解する者は居ても、腰までは上げない平穏無事を願う風土の中で、市民オンブズマン・中田氏が住民訴訟へ動き出した。
 同時に市民有志らが法的に協議を重ねていると、そんな西風も在るが、寄せられた「疑問」という7通のメールも、これに肩を寄せるべきと願う。それが、「大義も正義もない」とした見解への反撃。
 個人的には住民訴訟によって、別口からの嵐も確実に想定するが、本土では常識的な住民訴訟も、天草ではロシア・ウクライナ戦争での停戦以上の意義、そして価値…。