熊本レポート

文字の裏に事件あり

恥の意識が欠落した非日本人的な益城台地東土地区画整理組合

2023-11-15 | ブログ
 武士道に「恥を知るものが義を守る」という教えがあるが、この「恥の意識」が日本人の道徳を支えて来た。
 ところが021年にレベルの極めて低過ぎるクーデターを起こした益城台地東土地区画整理組合の現理事、それに従った160名の組合員は、予想された混乱の中で現在、「果たして日本人なのか」と疑われるような状況を見せている。



 繰り返す経過だが、坪単価10万8千円で売却寸前であった該当地開発で突如、「1反当たり新築家1軒分をプラス(坪単価15万〜)」という企画が浮上し、「組合長、副組合長は利権屋」と町内に誹謗中傷を拡散して、全会一致で前組合長、副組合長を追い出したクーデター。
 いま組合員の中からは「詐欺師」と現執行部批判も出て、火付けとなった前開発会社への損害金約1億5千万円の支払いについても「益城町が弁済」という非論理的な声も浮上するが、そもそも「新築家1軒分がプラス」と軽く扇動される組合員には、その程度の意識レベルからして現執行部から出る組合総会なんて無理な話。
 益城町民の名誉のために敢えて付け足すと、先の「町の代払い」という組合員の声にしても表現は悪いが、揃って町民らは「アホか」と一笑。



 仮に総会を求める勇ましい組合員が現れるとすると、同組合員も納得ながら「詐欺容疑」から刑事事件も想定される訳で、現執行部も簡単には「総会」を口には出来ないのではないか。
 現執行部の話に戻ると、飴(坪15万円)と卑劣な鞭(前組合長、副組合長への誹謗中傷)でクーデターを起こした主人公が、約1億5千万円の損害金払いで逃げ出す事態が不道理な話で一方、彼が同賠償金を「全理事負担」との提案も組合法からは妥当。
 現在、本来の開発方法で同組合が壁にぶち当たっているのではなく、この1億5千万円の賠償金で先行き真っ暗な現執行部は揺れている訳だが、「◯永は詐欺師」と理事の中から出ては、その理事らが160名の組合員からは「詐欺師」と呼ばれる構図だから皮肉。
 これまた繰り返すが、開発許可元である熊本県が「2年も経過して開発計画書は無提出」と応え、そんな中での見解は出ないと述べながら「開発許可は無理」と担当者個人の見解。
 また開発業者らが「該当地の段差という形状から造成費に約10万円、そして該当地環境から販売価格25万円では無理な開発物件」と揃って見通しを語るようでは、組合員のひ孫の時代まで開発は無理というのが妥当な想定。
 そんな中、この迫り来る1億5千万円の賠償金支払いについて、「俺が払ってやる」という無謀、いやいや勇気ある開発会社が登場。その会社とは、菊陽町の土木、開発会社であるアスク工業。
 前該当地の共同開発会社であった菅組(賠償金請求者)は、これで安心だろうが、肝心の誹謗中傷で追い出された前組合長、副組合長への謝罪、賠償はどうなるか、これが傍には注目される。
 ところが、その現執行部から追い出された前執行部へ挨拶があった。
 それが「理事として復帰し、一緒に頑張りましょう」という岩村現組合長からのメッセージ。
 これが町長職を経歴に持つ人物の姿勢かと疑うが、これも古き町民半分の民意。
 武士に復帰などないという前提ながら、仮に復帰を望むなら土下座までは言わないが、日本人の礼からして全組合員の謝罪が必要。
 益城町人口約3万4000人の中の一握り160名の台地東土地区画整理組合だが、先々の見通しまで含めて「恥を知らねば義に非ず」というのが真相…。

最新の画像もっと見る