熊本レポート

文字の裏に事件あり

熊本県ミオカミーノ天草の入札に見た堀江隆臣上天草市長のやる気の無さ!?

2021-08-19 | ブログ
 来年11月には3選目を迎える堀江隆臣上天草市長が、前に続いて無投票再選と言われながら、当の本人に「意欲を失った兆候」が見られると語られては、果して、その理由とは何か。
「反面の頭と目されている何川一幸元市長が、子飼いの人物を副市長に据えて、堀江支持に回った」(漁協役員談)



 これには反堀江派の面々、「どうなったの?」と躊躇し、目標を失い、無気力化するのも判るが、肝心の堀江市長自身が「やる気を失う」とは、どういう事か。どうも、競争相手の消滅で「気力を失くした」でもなさそうだ。
 いま市議会は「桑原の後に桑原なし」と言われる程、桑原千知議長を中心に強固な市政への舞台を整えているが、何川元市長も副市長ラインで同じく市政に繋がっているとなると、堀江市長の疲弊した病の原因とは何なのか。
 その病原菌とは断定しないが、その意図で探り、ぶち当たったのがミオカミーノ天草の入札。



 2018年9月3日、ミオカミーノ天草(前島観光交流拠点施設新築工事)の入札が行われた。この入札は3月、5月と行われたが、辞退での不調を繰り返し、約1億円を上乗せしての入札であった。
 その開札結果が下記の通り。

 磯口・杉田特定建設共同企業体
  落札 369、572、752円
 吉永・植田特定建設共同企業体
     376、000、000円
 有江・山口特定建設共同企業体
     445、000、000円
 ◎予定価格
     410、636、391円
 ◎最低価格
     369、572、751円

 3番手は予定価格の提示があったにも拘わらず、その金額をオーバーしているが、上天草市建設局の見解を代弁すると、「舐めてんのか!?」である。悪い推察をすると、落札の構図を知っての反発とも思われるが、あくまで推測。
 1番に注目される点は、落札金額が億円単位の物件にも拘わらず、最低金額(89・9%)との差は1円という点。敢えて申し上げるが、ランダムによる電子入札である。決して仕組まれていたとは言わないが、あッと驚く超偶然なのか。
 ちなみに、同現場による追加工事も該当落札業者が連続して落札しているが、「都合が良い」と半分は理解しながら、電子入札の結果である。
 こうした背景について、堀江市長は「やる気を失くした」と見たのだが、果して、この見解には無理があるだろうか。
 まだ市長選挙は1年先だが、堀江現職が「やる気を取り戻す」ためにも、強力な新人対抗馬の出現が望まれる…。

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