熊本熊的日常

日常生活についての雑記

泣き面に蜂の巣

2008年10月07日 | Weblog
通勤途上にガソリンスタンドがある。そこに表示されているガソリンの値段が今日は106.9となった。一時帰国から戻った翌日、10月1日から昨日までは107.9だった。

今の住処に引っ越してきたのが去年の今ごろだった。当時、同じガソリンスタンドのガソリンの値段は99.9だった。これは無鉛ガソリン1リットルあたりの価格をペンス単位で表示したもので、リッター99.9ペンスということだ。いったいいつになったら100の大台に乗るだろうかと気にしながら、その看板を毎日眺めていた。それが12月31日に100.9になり、それから上がり続けて今年の7月下旬には118.9を記録した。8月に入ると下がり始め8月13日に109.9になり110を割った。その後、9月の一時帰国の前まで変化はなかった。

ガソリンの値段がもとに戻りつつあるというのに、ポンドの対円レートは、多少の山谷はあったものの、下がり続けている。特に足元がひどい。去年の今ごろは237-8円だったのが今日は177円前後である。日本円の負債が無ければ、生活はポンド建ての給与所得と生活費で完結するので、為替レートがいくらであっても直接影響は無い。しかし、いろいろ日本で抱えているものがあるので、これだけポンド安が進行するとさすがにつらい。おまけに株価も悲惨な状況なのでわずかばかりの持ち株や投信の評価額も下がる一方である。「泣き面に蜂」どころではない。「泣き面に蜂の巣てんこもり」といったところだ。こうなると、少しくらいの節約では焼け石に水である。なるようになると腹をくくって笑うしかない。