NPO熊本ラグビースクール活動ブログ

熊本で活動しているNPO熊本ラグビースクールの活動日記です。

中鶴JRS交歓会戦評(小学3年)

2012年07月16日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
日曜日は久しぶりの練習でしたが、急に暑くなり、体調を悪くする生徒も見られました。これから、暑い日が続きます。体調管理をしっかりしましょう。
さて、中鶴交歓会の小学3年の戦評が宮園コーチより届きました。

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今回の試合の目的は、大分戦の後のミーティングで話し合った「2人以上で前に出る」、「ボールをつなぐために」声を出す。相手を抜くスペースを作るために「ボールに集まりすぎない」でした。
 第1試合では、前に出る気持ちが強くあらわれ、トライを取ったり取られたりの攻防が続きました。一見、個人の技だけでトライを取ったようにも見えますが、ラグビーのトライは決して1人ではなくボールをつないだ結果です。2人以上で前に出て、声が出ていた証拠だと思います。
 第2試合では、前に出る気持ちが薄くなり始め、さらに疲れてきたのか、1人だけで前に出て、攻撃では相手に捕まる、ディフェンスでは抜かれてしまいます。さらに、声も出なくなってしまいました。その結果、試合開始からトライを続けて取られてしまいました。後半に入って、少しずつですが前に出てボールがつながり始め、トライを返す事ができました。
 目的のためのプレーができたりできなかったりするのは、この学年だけではありません。試合のための練習の時から気持ちも前へ出て、声を出していきましょう。
 「ボールに集まりすぎない。」は、気持ちではなくて戦術です。次回の島原遠征と練習で続けていきましょう。
第1試合:熊本8-中鶴6
第2試合:熊本4-中鶴9
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3年生が立てた目標は、学年に関係なくラグビーの基本かもしれません。ラグビーは、ボール取りゲームだし陣取りゲームです。ただ、自分が何をすればボールがとれるのか。もし、目の前にボールがあれば取りにいかなければ行けません。でも、団子になって自分がボール取りに役立たないなら、違う役割を考えないといけません。この役割判断を少しでも早くできるようになれば、チームとして強くなっていきます。そのためにも、声を出して、仲間にどうして欲しいのか伝えましょう。ボールがどういう状態にあるのかを伝える事ができると、自分が何をすればよいのか判断ができます。3年生のみんな、中鶴交歓会の目標がクリアーできるように頑張っていきましょう。

今日の名言
ふたりはひとりにまさる。(旧約聖書の言葉)


 
コメント
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