ひっさびさに映画を見てきました。
ほんと、ひっさびさです。
「映画ホタルノヒカリ」以来でしょうか(^^;
ってことは2年半ぶり?
映画は、安いレディースデイに行こうとしてると会社を休まなくてはいけないのでなかなか行けず(夜は私には無理!!)。
今回は、どうしてもどうしても映画館で見たくて、平日お休みを調整して。
今回見た映画は、『マエストロ!』
この予告編を今見ただけで、涙がぼわ~~~~っと出てきます。
悲しいストーリーでもないのに、肩が震えるほど涙が出たのは本当に久しぶりでした。
ストーリーとしては本当にべたなストーリー。
ありがちで、先が結構読める、細かい部分をあとで思い返すと、「ん?あれどうなった?」みたいなところもあったかもですが、そんなものはすべてどうでもよくなるくらい、もう心震える映画でした。
ストーリーがシンプルであるあるがゆえに、役者さんの力量が問われ、役者さんありきの映画でした。
主役の、松坂桃李君、そんな若い俳優さんいたなあ~くらいしかあまり認識はなかったのですが、長くて美しい指、品のあるたたずまい、落ち着いた声、何より演奏会のシーンの気迫のこもった表情に、もうやられっぱなしでした。
演奏会での正装の美しいこと。
長い足が映えて、王子様みたいでした(笑)。
長い足の俳優さんは、直人さんで見慣れているはずなのに、直人さん以外では初めてかな。この人、足、ながっ!!って思ったのは。
本当に、バイオリニストになればいいのにって思いました(笑)。
だったら私、演奏会行くし(爆)。
そして、マエストロ役の西田さん。
本当に素晴らしかった~!!
映画の集客には、若い俳優さんを主役にしないといけないような事情があると思いますが、もう西田さんがいるからこの映画があるって感じで。
「そんな簡単に良かった~って言わないよ。」みたいなものが見る前にはありましたが(偉そうだな^^;)、いえいえ、もう言葉で表せないものがジンジン伝わってきて、ベテランの役者さんって、ほんとすごい!とうならずにはいられませんでした。
この映画のすごかったのは、吹き替えがなかったこと。
たいてい、音楽もののドラマや映画は、手元だけのアップとかは吹き替えがやってると思うんですけど、これは吹き替えなしなんですって。
しっかり楽譜通りの指運びをしていて、素人の方があそこまで出来るようにするのは、それはそれは大変な努力があったと思います。
HPで、いろいろな記事を見ていたら、桃李君の指があまりにも綺麗で、吹き替えはばれる、ということだったらしいですが、ほんと、その通りです。
美しかったなあ~。あの指。
プロの方ももちろんオケにはいらっしゃるのですが、役者さんたちはみなさんしっかり自分の楽器をこなしてらっしゃいました。
ある程度の経験はやはりある方ばかりなんですね。やっぱりね。
若い俳優さんって、美しくて勢いがあって、そういう人がいるドラマや映画はやはりヒットすると思うんですけど、ベテランの俳優さんの役割って大きいなあ~って改めて思いました。
歳を重ねなくては出来ない演技。
直人さんも、そんな俳優さんになっていって欲しいなあ~って思いました。
西田さんや脇を固めるベテランさんがいるからこそ、桃李君のような透明感あふれる若い俳優さんがより映えて、miwaちゃんの可愛さがまた際立って。
恋愛要素とか、全くない、本当に音楽の映画でしたけど、ほんと、見ごたえあったなあ~。
クライマックスの演奏会シーン、もう冒頭から涙出っぱなしで、何も悲しいシーンじゃないんですよ、ただ演奏してるシーンなんですけど、音も素晴らしく、演奏してる方々の表情、西田さんのタクト裁き、そして、なんといっても桃李君の美しいお顔に(やっぱりそこなんじゃん^^;)、永遠に終わらなければいいのにって思ったほどです。
大学時代に、ほんと学生の素人マンドリンオケでしたが、4年間没頭して、指揮者とも何度も衝突して、うん、大げさじゃなく、決闘だったなって、帰りの車の中で色々思い出しました。
指揮者は、自分の理想の音を奏者に求める。
奏者も自分の精いっぱいの演奏をしてるのに「そうじゃない!」と言われて、ちょっと反発したりして。
私の時代の正指揮者は、とっても繊細な男の子でした。
いつも、綺麗ななめらかな音を追及する彼は、ある日、「女の子でしょ、もっと、繊細な音でないかな。」って言った。
女子パートリーダーたちが一斉にむっとしたことは想像に難くない(笑)。
でも、悔しいから、こっそり部室で空き時間に練習したりして(笑)。
そんな風に衝突しながら、演奏会に向けて一つの音楽を作り上げていくわけです。
そんな思い出もあってかな、私がこんなに入り込んでしまったのは。
いま、もう一度見たくて仕方ないんです。
いつか行けるときはないか、ちょっと考えてます。
そして、いつものように、サントラをぽちっと(笑)。
車の中で、うちにある第9のCDを聞いてるんですが、劇中で流れたちょっとテンポの速い第9が聞きたい。
エンディングで流れた、辻井さんのオリジナル曲も、高揚した気持ちを優しい気持ちにさせてくれるとても素晴らしい曲だったし。
しかし何といっても、桃李君の美しさ、これに尽きる!(結局そこ^^;)
彼も、26歳だった~(笑)。
ほんと、ひっさびさです。
「映画ホタルノヒカリ」以来でしょうか(^^;
ってことは2年半ぶり?
映画は、安いレディースデイに行こうとしてると会社を休まなくてはいけないのでなかなか行けず(夜は私には無理!!)。
今回は、どうしてもどうしても映画館で見たくて、平日お休みを調整して。
今回見た映画は、『マエストロ!』
この予告編を今見ただけで、涙がぼわ~~~~っと出てきます。
悲しいストーリーでもないのに、肩が震えるほど涙が出たのは本当に久しぶりでした。
ストーリーとしては本当にべたなストーリー。
ありがちで、先が結構読める、細かい部分をあとで思い返すと、「ん?あれどうなった?」みたいなところもあったかもですが、そんなものはすべてどうでもよくなるくらい、もう心震える映画でした。
ストーリーがシンプルであるあるがゆえに、役者さんの力量が問われ、役者さんありきの映画でした。
主役の、松坂桃李君、そんな若い俳優さんいたなあ~くらいしかあまり認識はなかったのですが、長くて美しい指、品のあるたたずまい、落ち着いた声、何より演奏会のシーンの気迫のこもった表情に、もうやられっぱなしでした。
演奏会での正装の美しいこと。
長い足が映えて、王子様みたいでした(笑)。
長い足の俳優さんは、直人さんで見慣れているはずなのに、直人さん以外では初めてかな。この人、足、ながっ!!って思ったのは。
本当に、バイオリニストになればいいのにって思いました(笑)。
だったら私、演奏会行くし(爆)。
そして、マエストロ役の西田さん。
本当に素晴らしかった~!!
映画の集客には、若い俳優さんを主役にしないといけないような事情があると思いますが、もう西田さんがいるからこの映画があるって感じで。
「そんな簡単に良かった~って言わないよ。」みたいなものが見る前にはありましたが(偉そうだな^^;)、いえいえ、もう言葉で表せないものがジンジン伝わってきて、ベテランの役者さんって、ほんとすごい!とうならずにはいられませんでした。
この映画のすごかったのは、吹き替えがなかったこと。
たいてい、音楽もののドラマや映画は、手元だけのアップとかは吹き替えがやってると思うんですけど、これは吹き替えなしなんですって。
しっかり楽譜通りの指運びをしていて、素人の方があそこまで出来るようにするのは、それはそれは大変な努力があったと思います。
HPで、いろいろな記事を見ていたら、桃李君の指があまりにも綺麗で、吹き替えはばれる、ということだったらしいですが、ほんと、その通りです。
美しかったなあ~。あの指。
プロの方ももちろんオケにはいらっしゃるのですが、役者さんたちはみなさんしっかり自分の楽器をこなしてらっしゃいました。
ある程度の経験はやはりある方ばかりなんですね。やっぱりね。
若い俳優さんって、美しくて勢いがあって、そういう人がいるドラマや映画はやはりヒットすると思うんですけど、ベテランの俳優さんの役割って大きいなあ~って改めて思いました。
歳を重ねなくては出来ない演技。
直人さんも、そんな俳優さんになっていって欲しいなあ~って思いました。
西田さんや脇を固めるベテランさんがいるからこそ、桃李君のような透明感あふれる若い俳優さんがより映えて、miwaちゃんの可愛さがまた際立って。
恋愛要素とか、全くない、本当に音楽の映画でしたけど、ほんと、見ごたえあったなあ~。
クライマックスの演奏会シーン、もう冒頭から涙出っぱなしで、何も悲しいシーンじゃないんですよ、ただ演奏してるシーンなんですけど、音も素晴らしく、演奏してる方々の表情、西田さんのタクト裁き、そして、なんといっても桃李君の美しいお顔に(やっぱりそこなんじゃん^^;)、永遠に終わらなければいいのにって思ったほどです。
大学時代に、ほんと学生の素人マンドリンオケでしたが、4年間没頭して、指揮者とも何度も衝突して、うん、大げさじゃなく、決闘だったなって、帰りの車の中で色々思い出しました。
指揮者は、自分の理想の音を奏者に求める。
奏者も自分の精いっぱいの演奏をしてるのに「そうじゃない!」と言われて、ちょっと反発したりして。
私の時代の正指揮者は、とっても繊細な男の子でした。
いつも、綺麗ななめらかな音を追及する彼は、ある日、「女の子でしょ、もっと、繊細な音でないかな。」って言った。
女子パートリーダーたちが一斉にむっとしたことは想像に難くない(笑)。
でも、悔しいから、こっそり部室で空き時間に練習したりして(笑)。
そんな風に衝突しながら、演奏会に向けて一つの音楽を作り上げていくわけです。
そんな思い出もあってかな、私がこんなに入り込んでしまったのは。
いま、もう一度見たくて仕方ないんです。
いつか行けるときはないか、ちょっと考えてます。
そして、いつものように、サントラをぽちっと(笑)。
車の中で、うちにある第9のCDを聞いてるんですが、劇中で流れたちょっとテンポの速い第9が聞きたい。
エンディングで流れた、辻井さんのオリジナル曲も、高揚した気持ちを優しい気持ちにさせてくれるとても素晴らしい曲だったし。
しかし何といっても、桃李君の美しさ、これに尽きる!(結局そこ^^;)
彼も、26歳だった~(笑)。