くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

愚問色々~ナルシスの瞳~

2005-03-29 10:22:43 | ノンジャンル
恋人ーSEX=友達?
SEXフレンドーSEX=お友達?

さいしょからSEXなんて考えられない友達ってのが世間一般で言うところの
いわゆる友達なんだろうけど、Gayのあいだでは友達と呼ばれる人間も
様々な範疇からなっている訳なのよねぇ?

恋人ーSEX=パートナー?
恋人ーSEX=共同経営者?
恋人ーSEX=ルームメイト?
恋人ーSEX=兄弟または家族?

片思いで終わった相手と友達になるか、それともただの知り合いになるかってのは、
相手のパーソナリティーというか、お互いの相性に拠るんだろうけど、
外見のかわいさに惹かれて片思いになったという場合、
お互いの人間味の薄っぺらさが露呈するにつれて気持ちが離れていくってのは、
まぁ、順当な成り行きって事になるんだろうねぇ。

恋人ーSEX=知り合い?
SEXフレンドーSEX=知り合い?

もっとも、愛されるばかりで他人に興味のない相手ってのも、おなじ事なんだろうけど。
三島由紀夫がナルシスの恋の図式ってのを書いてたっけねぇ。

君は僕が好きなの?
僕も僕が好きだよ。
意見が合うね。じゃぁ、仲良くしよう。

こういう人間と寝るのは至極簡単だとも書いてたね。
確かに。
こんな人間の攻略法は、たったの1行ですむ。
ただ、それを望むかは別問題だけど。
で、僕はいつもそれを望まない。
簡単すぎて、つまらない。
それに、相手に愛情が芽生えてさえもいなければ、そんな人間を相手に抱き合っても
それはSEXじゃない、相手の体を借りたオナニーでしかない。
そう感じる。


ま、馬鹿なことをくどくど書いても仕方がない。
最後に名言を一つ。

相手に長所がなければ愛は続かない。一瞬の愛なら相手さえいればいい。
        マーガレット・アンダーソン: アメリカの作家


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3 コメント

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Unknown ()
2006-07-03 07:53:26
僕は自殺願望が強く自殺サイトで三島由紀夫の遺書を読んだよ!僕には理解出来ないが凄いと思ったよ!
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Unknown (くまえもん)
2006-07-03 09:30:28
「考えすぎた果てに行われた自殺はない」という言
葉に救われたことがありました。
Gayの自殺率ってのは以前ほどは高くなくなったの
かも知れないけれど、僕もかつては死んじゃっても
良いかなって思ったことのある人間です。
その時僕は、カミュの「シューポスの神話」って本
を読みました。
キリスト教徒ではない僕にとって、実存主義って言
われても、何だか持って回った考えのように思われ
たし(絶対者との軋轢なんてあり得ませんから
ねぇ)、不条理といっても、やっぱり何だかそう言
う文化が生み出した人災みたいに思えてねぇ。

で、ヨーロッパには僕に必要な考え方って、ベンサ
ムぐらいだったような気がしてますです、はい。

三島由紀夫も成熟した男の肉体的魅力を理解したな
ら、死ななかったかも知れないなぁなんて思ったり
もするし。つまりは性的嗜好の側面でしか僕はとら
えてないんだけどさ。

老いを恐れる姿勢ってなものに、僕はつい、ロダン
の「娼婦」を連想してしまうのよね。
由紀夫ちゃんってば、きれいな内に死にたかったん
だろうかしら?
彼の言う、「落日」や「夜」の美しさも捨てがたい
と思うんですけど。
あ、わかりにくかったら、「禁色」読んでみてね。

とりあえずは、死ぬ前に、まず生きてみることだと
思うのよ。
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Unknown (くまえもん)
2006-07-10 12:45:33
もうちょっと正確に書くと「考えすぎた果て」ではなくて、「考
え抜いた果て」ですね。

自殺についておもしろいコメントだと思ったものに、狐狸庵先生
(遠藤周作ね)のエッセイに、心中し損なったカップルのエピ
ソードがあってね。
山中湖だかにボートでこぎ出して、いざ入水というその瞬間に湖
底に沈むアルマイトの鍋を見つけて、それですごすご帰ってきて
しまったという話し。
いやぁ、盛り下がるというのも人命救助には大事なのだなぁとね
。>ぼかっ!
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