リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

新聞記事

2016-10-22 14:49:40 | 断片
 こんにちは。ようやく涼しくなり、昼食後のひと時に花粉症用薬の眠気もちょうど良く力を添える今日この頃。
 また地震ですね。まだ亡くなられた方はいないようなのが不幸中の幸い。ともかく過去300年に地震のあったところは常に明日起こると思うしかないですね。柏崎は(中越地震で)運が良かっただけ、というべきでしょう。私はご存知のように原発派ですが、この間の資本主義政府や東電という政府機関の対応で、日本でさえ200年は時期尚早と知らされてしまいました。もうちょっと意識のある政治システムなら、と思っていたのですが、ぜんぜん技術が追いついてない上に、技術がないという危機認識さえ持てない。強弁ばかり。あきらめたほうがよさそうでとてもざんねん。
 
 というわけで本日も自分の仕事は順調ながら、それだけにその他のことがない状況。
 その1 ネットを見たら上西小百合という人が土人発言問題で大阪府知事を怒っていました。「人が平等に、そしてなんとか公平に生きていく為」が政治家という存在のはず、だって。そこらのアホかとおもっていたら、偉いじゃん。見直し。悪い人が良い人だとわかるのはいいですね。
 
 その2 この間、なにかと幻滅が。趣味の将棋のカンニング騒動とか、事実かどうかよりもそんなことを騒動にすること自体幻滅。趣味は庶民には俗世間を忘れたい息抜きの場なんだということがわかっていない。もう見ても不快感を免れない。
 更に、あのトランプはだめだね。なに当たり前のことを、って、威勢がいいのはウサ晴らしにちょうどいいと思ってたら、耐え切れないクズだった。ほんと人間としての資質に欠ける。支持米人だってせっかく息抜きだと思ってるのに不愉快なんじゃないだろうか。
 他方、ドゥテルテ(フィリピン)というのはまだ幻滅していないけれど、どうだろうか。なんとかうまくやっていかないだろうか。
 
 今朝はいかにも悪そうな南スーダン反政府軍司令官という背広姿の写真が出てましたが、南スーダンというのは、ウィンダムという人の「ナイルの奥地」という本があって、80年前の暮らしが書いてあります。アフリカのまあ40年前までの本は大体そうですが、みなさん裸で暮らしながらもそこそこ平穏に幸せそうに暮らしてらっしゃる。(特に政府軍系のディンカ族の昔というのは、ケンシロウにやっつけられそうな今のデブ高官たちじゃなくて、みんなすらっとして精悍そうなアフリカン)。村落内支配はあっても日本の明治農村くらいで抑圧もそうひどくはなさそうなのに、あんな殺し合いになっちゃうのか、ってそこが資本主義というものなんだけれど。
 まあ80年前と違って、少なくとも植民地じゃない、というその1点だけが救いですね。いつか「国民」ができて、いつかせめて下層階級間の連帯でもできるなら。
 
 無理に今朝の朝刊記事の驚きを探すと、非行少年だった人が更生事業をやってるそうなんですが、その人が忘れられない一言で、「この子は更生する子だから」と家裁調査官が涙ながらに裁判官に訴えたという。で、その人が「誰かが信じてくれなければ非行者は立ち直れない」、と続くのですが、
 家裁調査官てそんな積極的な仕事だったのか、という驚き。
 20年以上前、ラーメン屋で「家栽の人」(というマンガ)を何回か読みましたが、主人公が裁判官なのでカッコ良すぎて、調査官はマイナーだなあと思ってましたが。
 家裁調査官というのは社会学(及び心理学)系の仕事で、知り合いが就いて、ちょうど「家栽の人」の頃に出会って、やけに柄に合わない地味っぽい職業についたなあ、と思ってたのですが、なるほど、これはこれでメジャーたる仕事なんだ、と感想したところです。
 
 で、土曜なので、特集があって、例によって写真記者の写真が。この間、新聞写真部員は腰掛に違いないと感想したところですが、
 本日の感想:『こんな撮り方してると、一流になれなくなっちゃうけど、、、』
 これじゃあ挿絵画家だな。
 挿絵画家を馬鹿にするわけではありませんが、でも一流じゃないと思われ。
 一流の画家というのは自分の心を描いて、その描写が見る者の感動をもたらすものを指す、というところでどうですか? これには大変な心の研ぎすましが必要と愚考するものであります。
 挿絵画家氏の場合、自分の心を描けない。描けるのは文を読んで反応した自分の心の動きだけ。
 その描写は単独で見る者に感動を及ぼすものではない。あくまで文とセット。
 なので、挿絵画家氏は一流ではない。
 もちろん、私も岩田専太郎もビアズリーも好きだし、彼らは一流の挿絵画家だと思っておりますが、でも挿絵画家。しつこく書くとうらみでもありそうですね。ありません。単なる老爺心。腰掛にする気なら雰囲気を描いてはいけませんね。絵が自立できない。美術の教師なら絶対にそういうと思います。
 
 
 さて、役に立つブログ、本日は役に立たないので、酒のみの金持ちあて情報。
 ずっと昔に記事にした、どうしても名前の思い出せない、八海山の大吟醸より美味しい大吟醸、そのとき発案した知人に尋くことができました
 「そんな昔の話。でもそしたら香露だと思うよ。」とのこと。香露、大吟醸、yahooショッピングにて、四合瓶6800円也。
 、、、たけええ。いつもなら味を確かめるまでここには書かないところですが、これはちょっと尋常な手段では買えないし、ほかにちょっと情報の確かめようもないので、これに確定。(八海山は4300円)
 30年前でも一升8千円て言ってたし。熊本県酒造研究所。(私の一種の田舎の)熊本なのはたまたまです。
 ブルジョワのために書くな、って、私もみんなで買ったから(盃一杯)呑めただけ。いろいろ方法はあるものです。でも買うなら決して普通の「吟醸」で手を打たないでください。
コメント
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