リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

ふてくされ

2014-09-20 21:13:55 | 断片

 こんばんは。今日あたり、森を2分していたつくつくほうしの領分も、秋の虫に明け渡されたかと思える東京地方、ごきげんよう。
 いいことのない中で、一日ほんの2つぐらいの進展を大事に、あとは進展してるかどうかもわからないヒアリングの勉強をすすめるきょうこのごろ。

 
 ろくなことがありませんね。
 話にならないことばかりのなか、朝日新聞によると、法科大学院、”ようやくつぶせそうでよかった”(趣旨)、と法務省幹部がいったとか。ろくな結果も出さない大学院は補助金を半減するから、低レベルはつぶれるだろうという話。

 
 こういうのきくと皆様 「この法務省の野郎は」 と怒るかと思うんですが、そういうの違うとおもうんですよね、というのが「話になる」話。
 法務省の諸君はべつに法科大学院は作りたくなかったはずですよ、知りませんけどね。
 何で知らないのにそういうのかというと、すべて日本の国というのはそういう構造だから。
 「そりゃだめですよ、ぜったい将来に禍根を残します」という官僚の意見をおいて、時の利害関係選挙大臣と大法螺吹きの評論権威者が「木っ端役人がなにをいうか」と横紙破りをする。
 その結果がすべての政策破綻。
 ちなみに、いい政策は政策のコピー職人である国家官僚がリベラルっぽい政治家と経営団体理事に右顧左眄してつくるものなんですぜ。
 なんどもいいますが、わたしは国家関係者じゃありませんが。

 
 ま、いいほうはいいとして、悪いほう。言いだしっぺがどんな法曹関係者か忘れたが(ネットに載ってるべ)、どして「俺が悪かった」っていえないのかね。
 おまえらが法律家をたくさん作る、っていったんじゃないかよ。
 それがたくさん司法試験を受けたらはしから不合格にして。そりゃちがうだろうよ。
 ドクターだってそうさ。博士なんかだれも欲しくなんかないのに、たくさん博士受けたらまともな大学は相変わらず博士ださなくて。あるいはようやく出してもいくとこなくて。そりゃそうさ、たんに外聞が悪いから博士課程人口を増やしただけなんだから。日本語もできなくて日本の大学院で勉強なんかできるかよ。
 政治家は博士過程人がいくら増えてもそいつの行く先なんかつくろうとも思わない。かくて被害者は行き場のないドクター本人。
 

 ったく無責任なもんさ。
 悪いのは先のことを心配するこじゅうとのような国家官僚じゃないんだよ。クニの行く末を決めているのは、先のことを考えない政治家と評論家なんだよ。

 
 ってね。もうわたしは老人と中年は見捨てたから、若者への知識付与。

 
 わたしなんざ、何も頼るもんなどないけどね、ひとりぼっちでもがんばれるんだよ。ひとりだよ、なんにも頼れずひとり(=世界中にも歴史上にも準拠人も準拠ポイントもない、という意味)。他人と違うことを、なんの頼りもなく言い続ける、言うだけならある程度自覚があればできるだろうけど、自覚のないやつも多すぎだけど、それをさらに時間を費やして、なんのためにかだれのためにか、進ませ続ける。これはふつう困難だね。
 自分で考えたことなかったけれど、今日食事の後片付け中にふと思うに、これってすごいな、と。
 ていうのも若者向け。
 
 若者は、だれかは自分より偉いだろうという幻想をもてるから、修行も楽なはずだよ。めげないでがんばってくれたまえ。もっとひどい人間もいるんだからって。
 
     ま、わたしには、日常を支えてくれた仲間がいるけどね。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする