初めて撮影させていただきました。。昭和46年頃から始まって続いている那智黒石の置物づくり。
ちなみに「那智黒石」は、熊野市神川町でしか採れない石です。
那智山などで売られているものも全てそうです。
硯や碁石などで有名ですが、招き猫やクジラ、カメなどいろんな形をしたお土産があります。
その作業場の写真です。
型に入れて作るのは、無限に採れることない、この石の有効利用を考えて生まれたものです。
型に流し込んでいきます。
出来上がったものを磨くのはすべて手作業です。
あの黒い光沢を出すのは、原石も変わらず、丁寧に時間をかけて磨き上げていくしかないのです。
年期の入った作業場は、とても雰囲気があり魅了されました。
お土産に手に取った時に、少し思い浮かべていただければと思います。