5月9日(水)2012年第1回ベーシックス月例会・・・ピアノハープ社にて
参加人数12名
今年度のリーダー・・・昨年に引き続き永畑先生
今年度の年間計画・・・前年度からの継続。前半はベーシックス3・4を進め後半は改めてベーシックス1~4の確認その後の教材の進め方
活動曜日・・・毎月第Ⅱ水曜日。10時からピアノ・ハープ社にて
①5月9日済み②6月13日③7月11日④9月12日⑤10月10日⑥11月14日⑦12月12日⑧2月13日⑨3月13日
(8月と1月はお休み。2月にバスティンコンサートがあるために⑦~⑨は仮予定)
~発表、岩永先生。ベーシックス3について~
P34「半音階」からは、指使い、1の指の弾き方、臨時記号に慣れる。セオリーの重要性。
P38「bのつく順番」では、言いながら書く。♯まで復習。調の名前など。
P39「グループの3の調」ではグループ2とグループ3の違い。
P40「D♭メジャー」では。スケールの始まりの指(ポジション)確認。カデンツはコードーネーム、和音記号を言いながら弾く。レパートリーからは同音はレガートで,分散和音はまず和音に置き換えて弾く、など。
P44「A♭メジャー」では、スケールカデンツはDフラットと同様。レパートリーからは、ブロークンコード、左右のバランス、速いスタッカートの弾き方。休符の意味など。
P48「E♭メジャー」ではスケール、カデンツはD♭メジャーと同様。レパートリーからは調性の持つ意味を考えるなど、最後のページまで発表されました。
発表の後、参加された先生方の中で、調性の意味、イメージなどをもっと理解することによって、その曲の良さをより上手く引き出せるのではないか、など感想として出されたので、このこともこれからのベーシックスの会の中で取り上げて話し合っていきたい
~参加者からの感想~
岩永先生が「D♭メジャーに入ったら、{子犬のワルツ}を弾いていいよ」と勧め、レベル2の最後では{エリーゼのために}の原曲を渡す。(前半だけでも可)とおっしゃったことに、何か・・・言葉では上手く言えない嬉しい共感を感じました。家でしっかりおさらいをして、テキストをスムーズに理想的に進んでいける環境がなくても、地味にピアノを続けている子供たち(私の教室に沢山いる)にも、名曲に出会わせたいと言う、教える側の熱い想いを感じたからです。そして、一見簡単そうにみえる、グループ3の調の曲は、同音のレガートや軽やかなスタッカート、ワルツや8分の6拍子など、テクニック的にも音楽的にも追求すると難しい。それぞれの曲のスピリッツとシンプルな譜面で、この段階こそ追求しやすいという、バスティン教材の特徴が良く出ていると改めて思いました。
次回は6月13日(水)10時からの予定です。ベーシックス4に入ります
松村先生より、ご報告でした